いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

┣▼映画レビュー

『プロメア』(2019年) -★★★☆☆-

観よう観ようと思いながら積んでいた今石洋之(監督)×中島かずき(脚本)コンビが3度目のタッグを組んだ『プロメア』を今更ながら鑑賞。 炎を操る新人類バーニッシュの出現によって起こった世界同時大炎上事件。それを機にバーニッシュは人類の敵と見做され両者…

『スパイダーヘッド』(2022年) -★★☆☆☆-

全世界メガヒット中の『トップガン マーヴェリック』で注目を集めるジョセフ・コシンスキー監督がNETFLIXでこしらえたオリジナル映画『スパイダーヘッド』を鑑賞。 マイケル・マンの『ブラックハット』ではマッチョなハッカーだったりと雷神のイメージに囚わ…

『ガンズ・アキンボ』(2019年) -★☆☆☆☆-

ハリー・ポッターでしこたま稼いで既に余生モードなのか最近は変な作品にしか出演しないダニエル・ラドクリフが魔法の杖ではなく銃を両手に縫い付けられイカレタ連中との殺し合いを強いられる『ガンズ・アキンボ』を観る。 手を変え品を変え量産されるデスゲ…

『JOLT/ジョルト』(2021年) -★☆☆☆☆-

せっかく画面が綺麗なPCを手に入れたので、アマプラで引っ掛かったUHD・HDR対応の『JOLT/ジョルト』を観ようとしたらPCではHDまでしか再生できない事を知り仕方なくPS5+テレビで視聴した私です。 感情の抑制が出来ず直ぐにぶち切れて大暴れするヤバい女が、…

『レミニセンス』(2021年) -★★☆☆☆-

クリストファー・ノーランの実弟ジョナサン・ノーランとリサ・ジョイのドラマ版『ウエストワールド』コンビが制作した『レミニセンス』をネトフリで鑑賞。 大戦で荒廃し海面上昇で都市が水没した近未来。一部の裕福層が陸地を独占し、貧困層は海の上で暮らす…

『トップガン マーヴェリック』(2022年) -★★★★★-

前作でメガホンをとったトニー・スコットが他界し、トム・クルーズと『オブリビオン』でタッグを組んだジョセフ・コシンスキーが監督を引き継ぎ、本来であれば2019年のサマームービーとして公開される筈が言わずもがな延期され続け、この度ようやく日の目を…

『モンタナの目撃者』(2021年) -★☆☆☆☆- (ネタバレ含む)

米国の抱える問題を鋭く抉ってきた社会派テイラー・シェリダンがアンジェリーナ・ジョリーとタッグを組んだ『モンタナの目撃者』がネトフリに来たので鑑賞。 とある不正の証拠を掴んだ会計士の父親が口封じで殺され自らも命を狙われることになった少年が、逃…

物語の復習を兼ねて『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』を観る。

全世界独占配信などと大々的に宣伝しておきながら中途半端なところで終わった『攻殻機動隊 SAC_2045』の続きが近々ようやく配信されるので、繰り返し観る気にもなれず軽く忘却した1stシーズンを思い出す為に総集編映画『持続可能戦争』を観る。 内容は「ポス…

『ドント・ブリーズ2』(2021年) -★☆☆☆☆-

先頃最新映像が公開された『アバター』の続編にもカムバックするらしい、みんな大好き大佐ことスティーヴン・ラングが最凶の盲目老人を演じスマッシュヒットを記録した『ドント・ブリーズ』(2016年)の続編を鑑賞。 前作はアイデアに満ちた野心的なスリラーで…

『シン・ウルトラマン』(2022年) ※ネタバレほぼ無し。

「シン・」を冠する庵野秀明プレゼンツ作品としては『シン・エヴァンゲリオン』(2021年)、名作特撮作品のリメイクとしては『シン・ゴジラ』(2016年)に続く『シン・ウルトラマン』。 『ヱヴァ新劇場版:破』(2009年)の時にスタジオカラーのロゴに変身SEを乗せ…

『バブル』(2022年) -★☆☆☆☆-

企画・プロデュース:川村元気『君の名は。』『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』×監督:荒木哲郎『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』×脚本:虚淵玄『魔法少女まどかマギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』×キャラクターデザイン:小畑健『デスノー…

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021年) -★★★★☆-

都市犯罪を描くハードな作風でのし上がったデヴィッド・エアーですらお上の意向に逆らえず去勢され散々な結果となった2016年版に対し、アンチに過去ツイートを掘り返されマーベルをクビにされたジェームズ・ガンがその鬱憤を晴らすかのように自重せず作った…

『Mr.ノーバディ』(2021年) -★☆☆☆☆-

『96時間』の時のリーアム・ニーソンよろしく、アクションをするイメージの無かったボブ・オデンカークが『ジョン・ウィック』制作チームプロデュースの下、隠居したアメリカ政府お抱えの汚れ仕事専門エージェントに扮し、そうとは知らずにちょっかいを出し…

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021年) -★☆☆☆☆-

映画の中ではファミリーの素晴らしさを説きながら現実世界ではヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソンがケンカ別れをし、その穴を同じくレスラー上がりの中国には頭の上がらないジョン・シナで埋めたシリーズ第9弾がアマプラに追加されたので鑑賞。 こ…

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021年) -★★☆☆☆-

『ドント・ブリーズ』と共に「音を出したら即死系映画」として人気を博した『クワイエット・プレイス』の続編がネトフリに追加されたので鑑賞。 スタッフ・キャスト共に続投した上、物語も前作ラストの直近からスタートするなど「続編」というよりは「後編」…

『空の青さを知る人よ』(2019年) -★★★★☆-

『とらドラ!』『あの花』『ここさけ』に続く長井龍雪(監督)×岡田磨里(脚本)×田中将賀(キャラクターデザイン)トリオによる『空の青さを知る人よ』のアマプラでの配信期間が本日で終了するので滑り込み鑑賞。 同じ男の子に好意を抱いていた姉妹の前に、成長し…

『アダム&アダム』 (2022年) -★★★☆☆-

『フリー・ガイ』がスマッシュヒットを記録したライアン・レイノルズ×ショーン・レヴィ監督が再タッグを組んでこしらえたネトフリ映画『アダム&アダム』を鑑賞。 恋人を救う為に未来からやってきた主人公が手違いで子供時代の自分と出会い、力を合わせてタイ…

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年) -★★★★☆-

監督・主演を務める予定だったベン・アフレックの降板、パンデミックによる撮影遅延~公開延期など紆余曲折を経て『猿の惑星』を見事にリブートし高い評価を得たマット・リーヴスがロバート・パティンソンを主演に迎え完成させた新生バットマン。 「ゾディア…

『モータルコンバット』(2021年) -★★☆☆☆-

ことゲームのゴア表現に関しては徹底規制する日本では発禁扱いで知名度の低い『モータルコンバット』の再実写化作品がネトフリに追加されたので鑑賞。 監督が無名ならスター俳優も不在。出演者も大部分はアジア系なのだが、その多様性が意識高い系の連中に気…

『地球外少年少女』(2022年)

数々の名作アニメに参加してきたスーパーアニメーター・磯光雄さんが『電脳コイル』以来、実に15年振りに手掛けた監督作『地球外少年少女』が劇場公開と同時にネトフリで配信されたので鑑賞。 キャラクターデザインに吉田健一さん(『OVERMANキングゲイナー』…

『インフィニット 無限の記憶』(2021年) -★☆☆☆☆-

パンデミックで劇場公開を断念し配信スルーとなった前世のスキルを保持する転生者たちが世界の命運を掛けて戦う中二病全開な『インフィニット 無限の記憶』がアマプラに追加されたので鑑賞。 監督がアントワン・フークアで、主演がマーク・ウォールバーグと…

『劇場版 SHIROBAKO』(2020年)

元JAXA職員よろしく内情に詳しい人間には「こんなのリアルじゃない」とマジレスされる、夢と希望とフィクションを交えながらアニメ業界の内幕を描いたヒット作『SHIROBAKO』の劇場版を遅ればせながら鑑賞。 TVシリーズの大団円から数年。社運を賭けた元請作…

『マグニフィセント・セブン』(2016年) -★★★☆☆-

『七人の侍』を基にした『荒野の七人』をアントワン・フークア監督が盟友デンゼル・ワシントン主演でリメイクした『マグニフィセント・セブン』を鑑賞。 世界中に多くのフォロワーが存在し擦られまくった古典故、映画としての目新しさは無く、今の時代にリメ…

『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』(2019年) -★★★★☆-

本国ロシアでメガヒットを記録した戦車映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』を遅ればせながら観賞。 物語はナチスの捕虜となったロシア人戦車兵たちが演習の標的として宛がわれたT-34戦車で一矢報いる痛快戦争活劇。 2014年の米国映画『フューリー』は戦車…

『ANNA/アナ』(2019年) -★★☆☆☆-

リュック・ベッソンが何度目か分からない「女殺し屋」ネタでこしらえた最新作『ANNA/アナ』を鑑賞。同監督お馴染みのありふれた題材という事で評価はサッパリかつ、興行的にも失敗に終わったので期待していなかったが、意外などんでん返しもあって個人的には…

『SAS: 反逆のブラックスワン』(2021年) -★☆☆☆☆-

『ジョン・ウィック:チャプター2』『トリプルX:再起動』『MEG ザ・モンスター』のルビー・ローズが出ていてトップページでゴリ押ししてくるのでチェックしたらネトフリ案件らしい凡作で酷く後悔させられた『SAS: 反逆のブラックスワン』。 事の発端である虐…

『キャッシュトラック』(2021年) -★★☆☆☆-

ステイサムとリッチーが4度目のタッグを組み2003年のフランス映画『ブルー・レクイエム』をリメイクした『キャッシュトラック』が早くもアマプラに来たので鑑賞。 とある現金輸送会社に就職した男。試験は平均点でギリギリ合格。だが着任早々、遭遇した武装…

『ファイナル・プラン』(2020年) -★★☆☆☆-

『96時間』でのブレイク以降、セガールやステイサムのように何をやっても大体同じになってしまったリーアム・ニーソンの『ファイナル・プラン』がアマプラに上がったので鑑賞。 痕跡を一切残さない凄腕の泥棒が、ある女性と出会った事で堅気になる決心をし盗…

『レッド・ノーティス』(2021年) -★★★☆☆-

ホブス&デップー&ワンダーウーマン(の中の人)が共演したネトフリ映画『レッド・ノーティス』の配信が始まったので鑑賞。 男を手玉に取る峰不二子ポジションのガル・ガドットに嵌められたドウェイン・ジョンソンとライアン・レイノルズが嫌々バディを組んで財…

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(2021年) -★★★★☆-

前作「京都大火編/伝説の最期編」のように単純に前後編に分割するかと思いきや、「人誅編」と「星霜編」のように時間別に分けてきたのが意外だった「最終章」。前日譚の本作『The Beginning』が何故『The Final』より後に公開されるのか疑問だったが観れば納…