『ジョン・ウィック:チャプター2』『トリプルX:再起動』『MEG ザ・モンスター』のルビー・ローズが出ていてトップページでゴリ押ししてくるのでチェックしたらネトフリ案件らしい凡作で酷く後悔させられた『SAS: 反逆のブラックスワン』。
事の発端である虐殺行為をスマホでガッツリ撮影されるアホな傭兵集団。
暗闇の中、撮影者にバックライトガンガンに当たってるのに何故気付かない?。
国境を越える高速列車内で殺人事件が起こったのに同僚にメッセージを送るだけで車両を停止させないアホな主人公。
その段階で手を打てばここまで大事にはならなかったのではないか?。
極め付けが大声で喚くだけで何一つ仕事をしないパワハラ上司が指揮する見せ場ゼロの特殊空挺部隊(SAS)。
罠に掛かって隊員が殺されたり、みすみす指揮官が犯人のところに出向いて頭弾かれたり、タイトル詐欺以外の何ものでもない。
主人公が地味にサイコ野郎という意味不明な設定もあって、取り敢えず自分の彼女だけ助けようとするのもなかなかに共感度が低いし、敵も味方もクソエイム揃いでストレスが溜まる一方。
およそ知能戦と呼べるものはなく、身のこなしや思考・戦術なども素人レベルで見応えゼロ。
手垢の付いた筋書きを目新しい要素も無い演出で映像化し、やった事と言えばイギリス政府批判だけな作品でした。