いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『JOLT/ジョルト』(2021年) -★☆☆☆☆-

せっかく画面が綺麗なPCを手に入れたので、アマプラで引っ掛かったUHD・HDR対応の『JOLT/ジョルト』を観ようとしたらPCではHDまでしか再生できない事を知り仕方なくPS5+テレビで視聴した私です。

感情の抑制が出来ず直ぐにぶち切れて大暴れするヤバい女が、初めて惚れた男を何ものかに殺されて復讐に突っ走る映画なのだが、ネトフリに負けず劣らず地雷の宝庫となったアマプラオリジナル作品とあって、その出来は推して知るべし。

過剰な暴力や下ネタ、電気ビリビリ要素など、何か既視感があると思ったらジェイソン・ステイサム『アドレナリン(2006年)のそれなんだけど、あそこまで突き抜けたおバカ映画にも成り切れておらず中途半端な印象が拭えない。

相変わらず綺麗でアクションも出来るのに、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けるシャーリーズ・セロンと違いヒット作に恵まれないケイト・ベッキンセイルと、『ダイ・ハード』や『ターミネーター』など一時期イケイケだったのにサム・ワーシントンと同じく近年は「あの人は今?」状態のジェイ・コートニーというパッとしない2人を象徴するような、スケール感やオチを含め何ともパッとしない作品でした。