いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

┃┣ 外画(2021年~)

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023年) -★★★☆☆-

回を増す毎にパワーアップし興行収入記録を更新し続けるキアヌ・リーブス主演の人気シリーズ第4弾。 これまでは割とちゃんとしたドラマがあったのだが、今回はいよいよ「アクション」が「手段」ではなく「目的」と化して一線を越えた印象。 砂漠でのチェイス…

『M3GAN ミーガン』(2022年) -★★★☆☆-

『パージ』『ゲットアウト』のジェイソン・ブラム、『SAW』『死霊館』のジェームズ・ワンという低予算ホラーの名手がタッグを組んでプロデュースした『M3GAN ミーガン』を観る。 端的に言えばA.I.版「チャイルド・プレイ」で、両親を事故で喪い塞ぎ込んだ姪…

『オペレーション・フォーチュン』(2023年) -★★★☆☆-

ガイ・リッチー×ジェイソン・ステイサムがまたまたタッグを組んだ『オペレーション・フォーチュン』を観る。 無関係な人間が死にまくりの陰惨な復讐劇だった直近の『キャッシュトラック』に対し、今回はポップでウィットな軽いノリの諜報員(スパイ)物で印象…

『炎のデス・ポリス』(2021年) -★★★☆☆-

ジョー・カーナハンが『ジョン・カーペンターの要塞警察』あるいはそのリメイク作『アサルト13 要塞警察』リスペクトで制作した(としか思えない)邦題が珍妙過ぎる『炎のデス・ポリス』を観る。 荒野の警察署に逃げ込んだ曰く付きの詐欺師を狙いサイコな殺し…

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年) -★★★★☆-

第95回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞した話題作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観る。 ここ数年ハリウッドは非白人を起用した作品を不自然に持ち上げ意識高い系にアピールする「ごますり」が大ブー…

『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』(2019年) -★★★☆☆-

世界の関心がウクライナ、そしてパレスチナへと移り換わりイラクが忘却されつつある今このタイミングでルッソ兄弟がプロデュースした2019年の実録戦争映画『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』を観る。 スタッフに関しては欧米中心だがキャストは無名の役者を…

『65/シックスティ・ファイブ』(2023年) -☆☆☆☆☆-

難破した宇宙船が不時着したのは白亜紀の地球でそこらじゅうウヨウヨしている恐竜を退けながら巨大隕石衝突までにこのけったいな惑星から脱出を試みるというサム・ライミ制作×アダム・ドライバー主演の『65』を観る。 てっきり未来人がタイムリープしてリア…

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年) -☆☆☆☆☆-

低迷していたシリーズを「勧善懲悪の強盗アクション」として立て直したジャスティン・リンが撮影開始早々監督を投げ出すなど本編では「ファミリーの絆」を尊ぶ割に制作現場のトラブルが絶えない『ワイルド・スピード』最新作がアマプラ入りしたので観る。 も…

『REBEL MOON パート1: 炎の子』(2023年) -★☆☆☆☆-

圧倒的なビジュアルセンスで観客の度肝を抜いた『300 〈スリーハンドレッド〉』や『ウォッチメン』で名を馳せるも、その後は『マン・オブ・スティール』を含めパッとしないザック・スナイダーが、『スター・ウォーズ』の派生タイトルとしてスタジオに売り込…

『コンティニュー』(2021年) -★☆☆☆☆-

『NARC ナーク』で注目を浴び『ミッション:インポッシブル3』の監督に内定するも降板し、起死回生の『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』もイマイチヒットせず、以降は小粒な作品を手掛けるジョー・カーナハン監督の『コンティニュー』がアマプラに加わっていたの…

『ザ・キラー』(2023年) -★★☆☆☆-

ネトフリ専属契約中のデヴィッド・フィンチャー監督がマイケル・ファスベンダーと初タッグを組んだ最新作『ザ・キラー』の配信が始まったので観る。 緻密なルーティンワークと淡々としたモノローグで殺しのいろはをとつとつと語る凄腕オーラを出しまくりな主…

『ザ・クリエイター/創造者』(2023年) -★★★☆☆-

低予算映画『モンスターズ』を切っ掛けに『GODZILLA』に大抜擢され、その後『ローグ・ワン』と有名タイトルを立て続けに手掛けたギャレス・エドワーズ監督が原点に立ち返り制作したオリジナルSFムービー『ザ・クリエイター/創造者』を観る。 AIがロサンゼル…

『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021年) -★★☆☆☆-

『キル・ビル』と『ジョン・ウィック』と『キングスマン』とジョン・ウーの二丁拳銃と、日本の時代劇&任侠映画と、ニコラス・ウィンディング・レフンの色調をミックスしたような『ガンパウダー・ミルクシェイク』を観る。 クエンティン・タランティーノよろ…

『プロジェクトX-トラクション』(2023年) -☆☆☆☆☆-

Wikipediaによると2018年には撮影が終了していたもののパンデミックで劇場公開できなくなり、中国資本で制作されたのにダブル主演のジョン・シナが他所で「台湾」を「国」と発言した結果、塩漬けされネトフリ行きとなった『プロジェクトX-トラクション』を観…

『ハート・オブ・ストーン』(2023年) -☆☆☆☆☆-

初報ではガル・ガドット主演による「女性版ミッションインポッシブル」という触れ込みだったネトフリ映画『ハート・オブ・ストーン』を観る。 奇しくも本家の新作公開直後でガチンコとなったのだが、あちらさんに比べストーリーからアクションまで何もかもが…

『タイラー・レイク -命の奪還- 2』(2023年) -★★★☆☆-

雷神を引退したクリス・ヘムズワースが筋肉ゴリラの傭兵を演じ好評を博した『タイラー・レイク』の続編を観る。 お約束の自己犠牲で任務を完遂し命を落としたかに思われた主人公が一命を取り留め、一度は引退するも身内の危機を知らされ新たなミッションを開…

『ビースト』(2022年) -★★☆☆☆-

各方面から次期007役に猛プッシュされているイドリス・エルバが南アフリカのサバンナで家族を守るためライオンと戦う映画『ビースト』を観る。 人間vsライオン映画と言うとことで、マイケル・ダグラスとヴァル・キルマーが共演した『ゴースト&ダークネス』(1…

『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(2021年) -★☆☆☆☆-

日本ではネトフリ映画扱いだった、中の人なのにデップーに処されたライアン・レイノルズと、「マザーファッカー」の名手サミュエル・L・ジャクソンが珍道中を繰り広げた『ヒットマンズ・ボディガード』の続編がアマプラに加わったので観る。 野郎2人に紅一点…

『NOPE/ノープ』(2022年) -★★★★☆-

『ゲット・アウト』や『アス』で批評家から絶賛され今最も新作が期待されている監督の1人と言っても過言ではないジョーダン・ピールの『NOPE/ノープ』がアマプラ入りしたので鑑賞。過去作は気になりつつも肌の色を絡めた社会風刺が強いと聞いて棚上げしてい…

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022年) -☆☆☆☆☆-

『ジュラシックパーク』はそもそも2作目が既にアレで、いろいろ言われてる3がむしろサバイバル物として手堅く纏まって好印象だったのに、「ワールド」になって単なるアトラクションムービー化し、大風呂敷を広げまくった割に稚拙で浅いメッセージ性と、何よ…

『ディヴォーション: マイ・ベスト・ウィングマン』(2022年) -★★★☆☆-

『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で強烈な印象を残したグレン・パウエルが、今度はレシプロ機に乗って朝鮮戦争を戦う『ディヴォーション: マイ・ベスト・ウィングマン』が日本では配信スルーでネトフリ入りしたので鑑賞。 グレン・パウエルの役…

『LAMB/ラム』(2021年) -★★★☆☆-

『ミッドサマー』を手掛けたA24プレゼンツという前情報と不穏な海外トレーラー。そして小島秀夫監督による猛プッシュや、SNS上で繰り広げられたネタバレ上等なアダちゃんの日本観光ほのぼのPRで意外なヒットとなった『LAMB/ラム』がアマプラ入りしたので2023…

『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』(2022年) -★★★★☆-

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でファンにボロクソ叩かれたのに新作をやりたいと豪語するメンタル強者を通り越して最早KYなライアン・ジョンソン監督が、007を卒業したダニエル・クレイグを引き続き主演に迎え好評を博した『ナイブズ・アウト』の第2弾…

『トロール』(2022年) -★☆☆☆☆-

北欧に伝わる妖精「トロール」を、日本の「ゴジラ」や、米国の「キングコング」よろしく「巨大不明生物」として現代に甦らせたノルウェー発のネトフリ怪獣映画『トロール』を観る。 まずCGのレベルがハリウッドなんかと比べても遜色ないことに驚かされるが、…

『アンビュランス』(2022年) -★☆☆☆☆-

ギョロ目の演技派ジェイク・ギレンホール×モーフィアス2世ことヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世×『ゴジラvsコング』出演に際し東宝版も確り予習する勉強家エイザ・ゴンザレスが共演したマイケル・ベイ監督の『アンビュランス』がアマプラ入りしたので鑑賞…

『サマリタン』(2022年) -★★☆☆☆-

『ランボー ラスト・ブラッド 』では鬼畜生どもを肉塊に変え、『ザ・スーサイド・スクワッド』ではサメ男になって人を喰いまくったスタローンが、久し振りに子供も観れるヒーロー映画?に出演したアマプラ映画『サマリタン』を観る。 悪い連中に目を付けられ…

『アンチャーテッド』(2022年) -★☆☆☆☆-

人気原作を映像化して手堅く稼ぐ昨今の潮流で制作された同名人気ゲームの実写化作品『アンチャーテッド』がアマプラ入りしたので鑑賞。 wikiによれば企画段階から数多の監督が降板を繰り返し最終的に『ゾンビランド』のルーベン・フライシャーがメガホンを取…

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(2021年) -☆☆☆☆☆-

原作よりポリコレ媚びを優先した結果、不死身のゾンビになれず即死したネトフリ版に対し、原作要素を数多く取り入れたにもかかわらず酷評された『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』がアマプラに加わったので鑑賞。 原作好きをこれでもかと…

『マトリックス レザレクションズ』(2021年) -★★☆☆☆-

PS1からPS2、VHSからDVDへシフトする新世紀前夜。終末感漂う暗い世に彗星のごとく現れ「映像革命」と呼ばれた『マトリックス』三部作のその先が描かれる『マトリックス レザレクションズ』がネトフリに加わったので鑑賞。 予告の段階からメタフィクション的…

『ムーンフォール』(2022年) -☆☆☆☆☆-

真面目モードで制作した『ミッドウェイ』が振るわず、確実に稼げる十八番のディザスター映画をこしらえるもパンデミックによる映画館離れも相まって大コケしたローランド・エメリッヒの『ムーンフォール』が日本では配信スルーとなったので暇つぶしに鑑賞。 …