ホブス&デップー&ワンダーウーマン(の中の人)が共演したネトフリ映画『レッド・ノーティス』の配信が始まったので鑑賞。
男を手玉に取る峰不二子ポジションのガル・ガドットに嵌められたドウェイン・ジョンソンとライアン・レイノルズが嫌々バディを組んで財宝を探す『オーシャンズ11』と『ナショナル・トレジャー』と『ミッションインポッシブル』を混ぜ合わせて『インディ・ジョーンズ』風に仕上げたこの作品。
「ハゲなのにヘアネットする意味あんの?」とか「あんたの後頭部デカいチ〇コみたいだ」とか「ヴィン・ディーゼルが失敗すると嬉しい?」などとドウェイン・ジョンソンをおちょくったかと思えば、ピカチュウみたいな声で媚びるライアン・レイノルズが全編通して大暴走。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の時もデップーの姿が透けて見えたが、今回はメタ発言増し増しで更に酷く、完全に他2人を喰って自分の映画にしているのが凄い。
内容自体は前記の通り既視感に次ぐ既視感でオリジナリティ皆無なんだけど、そこはエンタメ全振りで退屈せず、デップーと愉快な仲間たちのスター性で持って最後まで楽しむことが出来ました。