いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

┣▼映画レビュー

『シン・仮面ライダー』(2023年) -★★☆☆☆- (ネタバレ無し)

という訳で庵野秀明プレゼンツによる最「シン」作を最速上映で観る。 当方、昭和ライダー世代でなく、再放送にも触れず、平成ライダーすら未履修で来たシリーズ完全素人である。 そんな私の率直な感想は「やはり『シン・ゴジラ』より『キューティーハニー』…

『CUBE 一度入ったら、最後』(2021年) -★★★☆☆-

鬼は外、福は内、ここはCUBEの中。 というわけで奇才ヴィンチェンゾ・ナタリ監督が1997年に発表した『CUBE』を監督公認で世界初リメイクした『CUBE 一度入ったら、最後』がネトフリ入りしたので節分の夜に鑑賞。 原作は低予算を逆手に取り巧みな脚本と演出で…

『ディヴォーション: マイ・ベスト・ウィングマン』(2022年) -★★★☆☆-

『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で強烈な印象を残したグレン・パウエルが、今度はレシプロ機に乗って朝鮮戦争を戦う『ディヴォーション: マイ・ベスト・ウィングマン』が日本では配信スルーでネトフリ入りしたので鑑賞。 グレン・パウエルの役…

『LAMB/ラム』(2021年) -★★★☆☆-

『ミッドサマー』を手掛けたA24プレゼンツという前情報と不穏な海外トレーラー。そして小島秀夫監督による猛プッシュや、SNS上で繰り広げられたネタバレ上等なアダちゃんの日本観光ほのぼのPRで意外なヒットとなった『LAMB/ラム』がアマプラ入りしたので2023…

『劇場版 呪術廻戦 0』(2021年) -★★★☆☆-

公開から丁度1年経った昨日からアマプラで配信開始された『劇場版 呪術廻戦 0』をクリスマス期間に鑑賞。原作未読・テレビシリーズ履修程度で、原作にそこまで強い思い入れの無い人間の戯言なので軽く流して欲しいのですが、興行収入百数十億円のメガヒット…

『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』(2022年) -★★★★☆-

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でファンにボロクソ叩かれたのに新作をやりたいと豪語するメンタル強者を通り越して最早KYなライアン・ジョンソン監督が、007を卒業したダニエル・クレイグを引き続き主演に迎え好評を博した『ナイブズ・アウト』の第2弾…

『マチェーテ・キルズ』(2013年) -★☆☆☆☆-

世の中的には『アバターWoW』公開日だけど、あそこまで大大大絶賛されると逆に足が遠退く天邪鬼ムーブを拗らせてロバート・ロドリゲスの悪ふざけ映画『マチェーテ・キルズ』を今更観る。(映画ファンならロドリゲスとキャメロンは対極のようでいて『銃夢』の…

『トロール』(2022年) -★☆☆☆☆-

北欧に伝わる妖精「トロール」を、日本の「ゴジラ」や、米国の「キングコング」よろしく「巨大不明生物」として現代に甦らせたノルウェー発のネトフリ怪獣映画『トロール』を観る。 まずCGのレベルがハリウッドなんかと比べても遜色ないことに驚かされるが、…

『アンビュランス』(2022年) -★☆☆☆☆-

ギョロ目の演技派ジェイク・ギレンホール×モーフィアス2世ことヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世×『ゴジラvsコング』出演に際し東宝版も確り予習する勉強家エイザ・ゴンザレスが共演したマイケル・ベイ監督の『アンビュランス』がアマプラ入りしたので鑑賞…

『サマリタン』(2022年) -★★☆☆☆-

『ランボー ラスト・ブラッド 』では鬼畜生どもを肉塊に変え、『ザ・スーサイド・スクワッド』ではサメ男になって人を喰いまくったスタローンが、久し振りに子供も観れるヒーロー映画?に出演したアマプラ映画『サマリタン』を観る。 悪い連中に目を付けられ…

『すずめの戸締まり』(2022年) -★★★★★-

ジャンプ作品の台頭で感覚が麻痺しているが当時ジブリアニメ以外で興行収入100億円の大台を超えるのは大事件だった『君の名は。』の新海誠監督が『天気の子』以来、3年ぶりに手掛けた最新作『すずめの戸締まり』がいよいよ公開。 端的に言えば「災いを封じた…

『映画 ゆるキャン△』(2022年) -★★☆☆☆-

映画館での上映終了から間髪入れずアマプラ入りした劇場版『ゆるキャン△』を観る。 事前情報を一切仕入れなかったもんで登場人物が全員社会人になってからの話でビックリ。学校を卒業し別々の仕事に就き離れ離れになった野クルの面々が「ここをキャンプ地と…

『花の詩女 ゴティックメード』(2012年)

稀代のデザイナーとして国内外に多くのファンを持つ永野護さんが原作・監督・脚本・絵コンテ・レイアウト・原画・全デザインを手掛け、少数制作にも拘わらずハリウッド基準の音響と12Kとも言われる映像美によって、未だにソフト化がされていない伝説の作品『…

『アウトポスト』(2020年) -★★★☆☆-

アフガン紛争の中でも特に激戦と言われる「カムデシュの戦い」を映画化した『アウトポスト』を観る。 素人目にも立地が最悪な四方を山に囲まれた前哨基地。偵察され放題・狙撃され放題な割に人員も装備も乏しく、上層部の無茶な指令で有能な上官は事故死する…

『アンチャーテッド』(2022年) -★☆☆☆☆-

人気原作を映像化して手堅く稼ぐ昨今の潮流で制作された同名人気ゲームの実写化作品『アンチャーテッド』がアマプラ入りしたので鑑賞。 wikiによれば企画段階から数多の監督が降板を繰り返し最終的に『ゾンビランド』のルーベン・フライシャーがメガホンを取…

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(2021年) -☆☆☆☆☆-

原作よりポリコレ媚びを優先した結果、不死身のゾンビになれず即死したネトフリ版に対し、原作要素を数多く取り入れたにもかかわらず酷評された『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』がアマプラに加わったので鑑賞。 原作好きをこれでもかと…

『マトリックス レザレクションズ』(2021年) -★★☆☆☆-

PS1からPS2、VHSからDVDへシフトする新世紀前夜。終末感漂う暗い世に彗星のごとく現れ「映像革命」と呼ばれた『マトリックス』三部作のその先が描かれる『マトリックス レザレクションズ』がネトフリに加わったので鑑賞。 予告の段階からメタフィクション的…

『ムーンフォール』(2022年) -☆☆☆☆☆-

真面目モードで制作した『ミッドウェイ』が振るわず、確実に稼げる十八番のディザスター映画をこしらえるもパンデミックによる映画館離れも相まって大コケしたローランド・エメリッヒの『ムーンフォール』が日本では配信スルーとなったので暇つぶしに鑑賞。 …

『ミッドウェイ』(2019年) -★★☆☆☆-

地球を何度も破壊したディザスター映画のマエストロことローランド・エメリッヒがミッドウェー海戦を題材に大真面目に製作した戦争映画『ミッドウェイ』を観る。 エンタメ重視のトンデモ映画で知られるエメリッヒ監督作でありながら、史実と異なる間違いだら…

『ブレット・トレイン』(2022年) -★★★☆☆-

『グラスホッパー』や『ゴールデンスランバー』などで知られる伊坂幸太郎さんの原作を、『ジョン・ウィック』(共同監督)『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督が、言わずと知れたブラッ…

『モンスターハンター』(2020年) -☆☆☆☆☆-

『バイオハサード』を私物化し嫁(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のプロモーションムービーにした公私混同監督ポール・W・S・アンダーソンが再びカプコンの人気タイトルを同じスタイルで実写化するも、よりにもよって稼ぎ頭の中国(人)と、原作ゲームを生み出した日…

『コードギアス 復活のルルーシュ』(2019年) -★★★★★-

気付けば放送開始15周年を迎え、ソシャゲの配信も好調らしい『コードギアス』。私の中でこの物語は『R2』で完結しており、その後の展開は前日譚の『亡国のアキト』を除いて追わずに来たのですが、この『復活のルルーシュ』だけは完全新作という事で前々から…

『デイ・シフト』(2022年) -★★☆☆☆-

ジョセフ・ゴードン=レヴィットと共演した『プロジェクト・パワー』に続く、ジェイミー・フォックス主演のネトフリ案件『デイ・シフト』を観る。 凄腕ながら妻子には頭の上がらないはみ出し者の吸血鬼ハンターの活躍を描くドタバタアクションコメディ。 吸血…

『竜とそばかすの姫』(2021年) -★☆☆☆☆- (ネタバレ含む)

本来なら『金ロー』で放送しアマプラ配信という流れだったのが特番で飛んで配信が先になった『竜とそばかすの姫』を観る。ポスト宮崎駿と目されるも、ここ最近の執拗な家族ネタが全く響かず倦厭していた細田守監督が久し振りにエンタメに回帰してくれたよう…

『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年) -★★☆☆☆-

巨額の製作費やパンデミックによる興行の落ち込みもあって一時は危ぶまれたパート2の撮影が無事スタートした記念に『DUNE』パート1を観る。 監督はSF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編に続き、またしても伝説的なタイトルの再映像化という難題に挑んだ…

『グレイマン』(2022年) -★☆☆☆☆-

NETFLIXが2億ドルの製作費を投じ『アベンジャーズ/エンドゲーム』のルッソ兄弟を監督に据え、『ブレードランナー2049』のライアン・ゴズリング×『キャプテンアメリカ』のクリス・エヴァンス×『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のアナ・デ・アルマスを共演さ…

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021年) -★☆☆☆☆-

ハズブロ社の玩具シリーズ「G.I.ジョー」三度目の実写化作品にして、外国人が大好きな忍者をモチーフにした人気キャラクター「スネークアイズ」誕生秘話を描く話題作ながら本国では大コケし、大々的にロケを行った日本国内でも全く振るわなかった『G.I.ジョ…

『プロメア』(2019年) -★★★☆☆-

観よう観ようと思いながら積んでいた今石洋之(監督)×中島かずき(脚本)コンビが3度目のタッグを組んだ『プロメア』を今更ながら鑑賞。 炎を操る新人類バーニッシュの出現によって起こった世界同時大炎上事件。それを機にバーニッシュは人類の敵と見做され両者…

『スパイダーヘッド』(2022年) -★★☆☆☆-

全世界メガヒット中の『トップガン マーヴェリック』で注目を集めるジョセフ・コシンスキー監督がNETFLIXでこしらえたオリジナル映画『スパイダーヘッド』を鑑賞。 マイケル・マンの『ブラックハット』ではマッチョなハッカーだったりと雷神のイメージに囚わ…

『ガンズ・アキンボ』(2019年) -★☆☆☆☆-

ハリー・ポッターでしこたま稼いで既に余生モードなのか最近は変な作品にしか出演しないダニエル・ラドクリフが魔法の杖ではなく銃を両手に縫い付けられイカレタ連中との殺し合いを強いられる『ガンズ・アキンボ』を観る。 手を変え品を変え量産されるデスゲ…