いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『ザ・プレデター』(2018年) -★★☆☆☆-

単独タイトルとしてはシリーズ4作目で、監督は1作目でプレデターと戦った俳優出身のシェーン・ブラックが担当した『ザ・プレデター』がプライムビデオに加わったので鑑賞。

実刑を食らった訳アリ軍人たちがひょんな事からチームを組んで迫りくるプレデターと戦うお話なのだが、主人公がヒロイックに活躍するアクション主体の作風は『エイリアンVSプレデター』で、そこに共闘するアウトロープレデターの内輪揉め、オマケでプレデター犬といった『プレデターズ』要素をぶっこんで仕上げた感じ。

「狩猟ならプレデターじゃなくてハンターだろ?」という初期作から続くツッコミを登場人物にさせるなどメタ要素で楽しませる半面、人命軽視が酷い割に「狩るか狩られるか」というハラハラドキドキ感は無く、倫理観が終わってる軽薄な登場人物たちが軽薄に死んでいっても終始何も感じない。

肝心のプレデターも倒した種族の優れた要素を自分たちに組み込んで強化しているハイブリッド種という割に作品の知能指数とリンクして信じられないくらい頭が悪い。

人類の存続を願うプレデターが掟を破って武器を譲渡しようとするとか「どこのウルトラマンだよ」って感じだし、そのアイテムが完全に「アイアンマン」のアレで調べたら監督は『アイアンマン3』も撮っててクロスオーバーでも狙ったんすかね?。

それにしても女子供も殺されて、妊婦に幼体産み付けて腹の中の胎児を食い殺させた『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』がPG-12で、コレがR-15なの本当に意味不明。
某ゲームを規制無しで国内発売OKにしたCEROと同じくらい映画のレーティングも眉唾で胡散臭いもんだ。