いまここにあるもの

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『マーベラス』(2021年) -★★☆☆☆-

ポスター画像

ここまで来たらピアース・ブロスナン(『ゴールデンアイ』)、ダニエル・クレイグ(『カジノロワイヤル』)に続いて、次期ジェームズ・ボンドのデビュー作も監督して欲しいマーティン・キャンベルジャッキー・チェンと組んだ『ザ・フォーリナー/復讐者』の次に手掛けた、またしてもアジア色強めの『マーベラス』を観る。

ダイ・ハード』や『ミッション:インポッシブル』など一時期ハリウッド大作に引っ張りだこだったマギー・Qが凄腕の女殺し屋に扮しているが、幼少期に家族を殺されていたり、殺し屋に拾われ技術を叩き込まれるなど「めっちゃリュック・ベッソンやん?」と思ったのは私だけでは無い筈。

恩師役のサミュエル・L・ジャクソンは相変わらず良い味を出しているが、リーアム・ニーソンに続けと言わんばかりのマイケル・キートン渾身の肉弾アクションは見所と言えば見所だが、途中でマギー・Qと『Mr.&Mrs.スミス』させる意味がサッパリ分からない。
(ロバート・パトリックも出ているが端役過ぎて完全に空気)

『ザ・フォーリナー』と違い無駄に入り組んだ構成と詰め込み過ぎな設定の所為でスピードに乗れず、アクションも平々凡々ならオチも微妙でイマイチ印象に残らない作品でした。

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