近年のリバイバルブームで2019年に劇場公開された『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』がネトフリに来たので鑑賞。
舞台こそ現代の新宿にアップデートされていますが登場人物は別段年を取っておらずメインキャストも丸っと続投する超豪華な同窓会。
もはや文化財レベルの手描きによるカーチェイスに始まり、例の「掲示板」や「もっこり」や「ハンマー」も飛び出す新しくも懐かしい偉大なるマンネリズム!。
スタッフ的に『ガンダムUC』や『ガンダム THE ORIGIN』の作画メンバーがそのまま参加しているのでクオリティは折り紙付きなのだが、モブの顔がみんな安彦良和テイストなのが笑える。
プロットは予定調和と言われればそれまでだが、名曲メドレーに乗せて繰り広げられる終盤のアクションなど盛り上げるべき部分はきっちり盛り上げてくれるので、これで良し!。
タレントキャストも意外なほど善戦しているがこの作品に必要だったかと言われればオリジナルメンバーが揃っただけで十分だし、この座組の中だとあの山寺宏一さんが悪役を演じても全く勝てる気がせず三下扱いなのが可笑しかった。