いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 前日譚「PROLOGUE」を観た。

10月から始まる『鉄血のオルフェンズ』以来約5年ぶりとなるテレビシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の前日譚が放送されたのでチェックした私です。

第一報で「女性主人公」かつ「学園物」と発表されネットがざわつきましたが個人的に面白ければ何でもOKなんだけど、初っ端から『鉄血のオルフェンズ』の「阿頼耶識システム」と『サンダーボルト』の「リユース・サイコ・デバイス」をミックスしたようなヤバい操縦技術が出て来て既視感が半端ない。

「兵器とは人を殺す為だけに存在すべき」とか「純粋に殺す為の道具を使い殺し合う事が戦争における最低限のルール」といった、よく分からないスローガンを掲げる闇落ちしたオットー艦長が「あの技術は倫理に反する!!」という世論を後ろ盾に『エヴァ旧劇場版』よろしく実動部隊を使って関係者を皆殺しにするんだけど、どう考えたって素人でも即エースになれるこのシステムを脅威に感じて潰しただけだよね?。

んで両親がそこのスタッフだった主人公(この時点で4才)が試作中のガンダムパイロット登録されちゃって、攻めてきた敵のMSを遊び感覚で無邪気に処し爆散する光を「ロウソクみたいで綺麗だね」とニッコニコの笑顔で見つめ、死にゆく父とハッピーバースデーを歌ったところでプロローグは終了。

ぶっちゃけ「新しいガンダムが始まる!!」というワクワク感より繰り返される既視感の方が強くて、ゴリゴリのリアル路線を『閃光のハサウェイ』でやって、ライト路線を『ビルドファイターズ』の系譜に集約した結果、テレビシリーズはこういうアプローチしかやりようがないのかなぁ…と猛烈な閉塞感を感じてしまった。

本編に関しては未だに情報が少ないけど脚本家が同じという事もあって私は『コードギアス』みたいな「戦場」と「学園」の二重生活を想定しているのだが果たして?。