いまここにあるもの

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クリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』本予告公開。

作家性の強い芸術家肌の監督でありながらメガヒットを連発し続けるクリストファー・ノーラン監督が『ダンケルク』以来、3年振りに手掛けた長編映画『TENET』の最新予告が公開されました。

時間を逆転させ、第三次世界大戦を防ぎ、人類滅亡より悲惨な未来を変えろ!。
全てのカギは「TENET」にある。

逆再生される船舶のファーストショットから、ただ事ではない雰囲気がビンビン伝わってくるのですが、チームで困難なミッションに挑む点や謎多きSF×サスペンス要素は同監督の『インセプション』を彷彿とさせ、時間をテーマにした部分は『インターステラー』に通じるものを感じます。

デンゼル・ワシントンの息子で本作で主人公を演じるジョン・デヴィッド・ワシントンが「弾が銃口に戻ってるでしょ?」と、さも当たり前にように言われて「え?」というリアクションを取っていますが、観ているこっちも (え?}(;´・ω・) となる。

「時間の逆転」は誰かが持つ特殊能力によって行うのか、はたまた何かしらの機械を用いて時の流れに干渉するのか。
逆再生で描かれる銃撃戦やカーチェイス「何が起きた?」「これから起きる」という映像の倒置法など、知的好奇心をくすぐる展開は流石ノーラン作品。

ジャンボジェット機を倉庫に突っ込ませる映像は正に「デカァァァァァいッ説明不要!!」で、撮れる物は実写で撮る監督の病気が更なる次元に進化していて大爆笑。

当初の予定では今年のサマームービーとして本国で封切予定でしたが、新型コロナウイルスの流行もあってかテロップは「COMING TO THEATER」となり、日本でいうところの「近日公開」に変更された模様。

どの道、日本は数ヵ月遅れで配給予定だったので、これを機に世界同時公開に変更されることを切に願っております。

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