最近は予約開始と同時に行動しないとすぐ転売屋の餌食になるので取り敢えず押さえておいた『ジョーカー』のBDが届きました。
4K版かつ限定仕様なのでAmazonなのに値引きもなく7.990円と国産アニメの円盤なみのプライスでここは素直に通常版にしておいた方が良かったかもしれない…(;´・ω・)
デジタル配信・ソフト化に際し日本語吹き替え版を新たに制作。
公開時にやるとクソ下手誰得タレントを起用する口実になるので、こういうスタイルにした方がきちんとプロを起用するので良いかもしれない。
タイトルロールであるジョーカー(アーサー)の吹き替えを担当するのは外画からアニメまでボーダーレスに活躍する平田広明さん。
『ダークナイト』の時はヒース・レジャーのジョーカーを担当した藤原啓治さんが叩かれたけど今回はどうだろうね?。
個人的に藤原ジョーカーは好きで、むしろ後に作られた大塚芳忠さんのジョーカーの方がオーバーアクトでちょっとダメだったんだけど…。
スチールブックの柄はこんな感じ。
この仕様だけ4枚組のポストカードが付かないし、特別な映像特典とかも無いから買い逃しても悔やむ必要は無いかと。
映画本編は公開時に観たので大手を振って日本語吹き替えを流しながら記事を書いておりますが、平田ジョーカー良いですね!。
セリフが母国語になるとキャラクターの感情などもダイレクトに伝わってくるし、文字制限が無い分、作品から受ける情報量も増してより理解が深まります。
何より映像に集中できるのが有難いし、英語のリスニングも出来ず字幕スーパーで観てる癖に「吹き替えなんてダセェww」とか宣うイキリどもなんて無視しましょう。
作品の感想は前に書きましたが、フランク・シナトラの「That's Life」の一節「夢を踏みつけて小躍りする人もいる。だけどくじけたりしない」はまさに本作のジョーカーの気持ちであり、彼を「クソったれな世の中に復讐するアンチヒーロー」とするか。
それとも「被害者である事を言い訳にした単なるアナーキスト」とするか。
それはジョーカー自身が語ったように観る人が主観で決めて良いんだと思います。
私自身はジョーカーの行為を称賛も糾弾もできず、観終わってただただ居た堪れない気持ちにさせられました。
小人症の同僚みたく誰か1人でもアーサーに寄り添ってあげればこんな事にはならなかったという作りになっているので、それが余計辛い…。
本作の大ヒットを受けて続編を望む声や動きもありますが個人的にジョーカーのその後より、この世界線のブルース・ウェインがどう成長するのかに興味がありますね。
ジョーカー ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ポストカード付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2020/01/29
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