いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『攻殻機動隊 SAC_2045』本予告公開


円盤商法が成り立たず世界配信に活路を見出した日本のアニメ業界が誇るビックタイトル『攻殻機動隊』の最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』のセリフ・SE・音楽入りの予告映像が公開されました。

キャスティングはタイトル通り『STAND ALONE COMPLEX』から連なる「神山健治版」の面々が再結集し喜ばしいのですが(ただし音楽は菅野よう子さんではない)何この残念感?。

正直CGのクオリティ、本当にこれでいいんですかね?。
いやだって10年以上前の『イノセンス』のOP映像にも、『攻殻機動隊2.0』のCGパートにも勝ててないじゃないですか?。

せっかくCGでやるならキャラクターの情報量増やせばいいのに、デザインをこの上なくシンプルにした所為で画面全体が間延びした印象を受けるのは私だけか?。
それにアクションも実写版『攻殻機動隊』他ハリウッドのCGを多用した実写映画のように「軽く」身体性が感じられないのもこれいかに?。
だって全身義体ってめちゃくちゃ重いんですよね?。
それがワイヤーアクションよろしく踏ん張りもせずぴょんぴょん飛び跳ねて重力遮断の能力でも使ってるわけ?。

私は別にCGアニメ否定派じゃないし、例えばポリゴン・ピクチュアズの『亜人』のアクションとかはすっごく良かったし、『シドニアの騎士』や『BLAME!』『GODZILLA』も違和感なかったけど、この『攻殻機動隊 SAC_2045』は何か引っかかるものがあります。

f:id:otaku4160:20200127225818j:plain

まぁ本編を観ずにやいのやいの言っても始まらないので配信が始まったらチェックしますが、なんか『ARISE』とは別の意味で批判の的にされそうな予感…(;一_一)
せっかく日本(どころか世界でも)トップクラスのアニメーションスタジオであるProduction I.Gなのだから、そこは伝統芸(手描き)で世界をあっと驚かせて欲しかった…。