いまここにあるもの

OM-D遣いのBROMPTON乗り。そしてアニメや映画好きのオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』(2018年)

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YouTubeガンダム公式チャンネルで無料配信されたので鑑賞。
ガンダムUC』と同じ福井晴敏さん原作かつ、正統続編として位置づけられた作品ですが、残念ムードが漂っていたPVから受けた印象通りなんとも微妙な出来でした。

何をおいても映像面のクオリティが低すぎて、特にキャラクター面の作画が『鉄血のオルフェンズ』や『ビルドダイバーズ』といったテレビシリーズより劣っているというのは如何なものか?。
オリジナルキャラだけならまだしも、下手にミネバやバナージを出すもんだから余計にその差が強調されてしまい更にガッカリ。

物語の構成も膨大な原作から上手く取捨選択していた『ガンダムUC』に比べやっつけ感が強く、展開もダイジェストなら、登場人物の掘り下げも弱く誰にも感情移入できないまま終わってしまった。
子供が大人たちの助力を得て人として成長していく姿が感動を呼んだ『UC』と違い、他人を犠牲にしまくる主要人物の独りよがりな言動も酷く薄っぺらい。
正直1クールくらい使って丁寧にやったらもう少し印象が違ったのではないか?。

テーマも初代から存在したオカルト要素を主題に持って来た結果、新興宗教の説教のようになってしまい、「これむしろ『イデオン』じゃね?」と思ったのは私だけではないはず。
過去作の映像を用いるなどして、ニュータイプという概念に今一歩踏み込もうとしたチャレンジ精神は買いますが、どうにも実力が伴っておらず、いろいろと残念な作品でした。