という訳で放送が始まったガンダムの新テレビシリーズ『水星の魔女』。
なんとなぁ~と匂わせてはいたけど「女性主人公」+「学園物」に加え、人気沸騰中の『リコリコ』などヒット作に欠かせない「百合」要素まで入っていて「PROLOGUE」から雰囲気をガラッと変えて来てちょっと驚き。
「パイロット養成学校」が舞台なあたり『トップをねらえ!』感もあるけど、「決闘で花嫁を決める」「その花嫁は植物の世話をしている」「横暴なイケメンが彼女に暴力を振るう」「それが許せなくて入学初日の主人公が決闘を申し込む」「そのけは無いのに勝って花嫁ちゃんとエンゲージしちゃう」「美男美女揃いの生徒会的な連中に目を付けられる」って、コレ
完全に『少女革命ウテナ』ですやん?。
『ガンダムSEED』が1stのセルフリメイク的な導入だったのに対し、「魔女」とか「呪い」といった『コードギアス』っぽいキーワードを提示しておきながら『少女革命ウテナ』で来るとは思ってもみなかった。
まぁ別にパクリとか言う気は無いし、こっから独自性を出して面白くしてくれれば文句はないのだが改修してデザインが変わっているとは言え、あの虐殺を仕向けた連中の息が掛かった学園でド派手にガンダムデビューしちゃって大丈夫なのだろうか?。
「PROLOGUE」同様『ガンダムUC』のクシャトリヤを彷彿とさせるファンネルによるオールレンジ攻撃とか、そんじゃそこらの機体やパイロットが出来る世界じゃないっぽいのに、クールな花嫁ちゃんGETして驚いてる場合じゃないぞ主人公ちゃん!!。
前記の『リコリコ』が終わって難民が大量発生している中、同じ様なテイストの本作が始まったのは出来過ぎな気もするが、何はともあれ今後の展開を楽しみにしております。