いまここにあるもの

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山崎貴監督作『ゴジラ-1.0』特報映像公開。

という事で山崎貴氏が監督・脚本・VFXを務め2023年11月3日に公開されるという情報だけが発表されていた『シン・ゴジラ』以来7年振りの国内シリーズ第30作目にして生誕70周年記念作となる『ゴジラ-1.0』の特報映像が公開されました。

現代ではなく終戦直後が舞台という情報は流れていたので驚きはないし、同監督が手掛けた『三丁目の夕日』や『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』(西武園ゆうえんちのアトラクション)もあってフルCGのゴジラも想定内。

タイトルの「-1.0」は戦後全てを失いゼロになった日本に、ゴジラという厄災が追い打ちを描け更にどん底に落ちるという意味合いがあるらしいのだが、個人的には『ヱヴァ新劇場版』の英題みたいな「バージョン表記」に見えて仕方ない。
(デジタル用語を絡めると某国民的RPG映画の悪夢が過るが…)

監督いわく、今回のゴジラは「恐怖」の体現者であり見るものを絶望させる設定を詰め込んだと豪語していますが、であれば人間に対し明確な殺意を向けたシリーズ最凶の金子修介監督の『GMK』を超えなければ嘘だし、そうなるともうホラー映画レベルだと思うのだが果たして?。

ことさら絶望感を煽る特報はギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLAvsMUTO』と被るのだが、あれは「世界が終わる。ゴジラが目覚める」とかキャッチコピー付けて単独映画を装っていたのに、蓋を開けてみれば相手怪獣を出す平成VS路線だったし、実は今回も人類側でモスラとか出てくんじゃね?と勘繰っております。

悪評も多い山崎貴監督ですが、ぶっちゃけ私はほぼ『マトリックス』×『M:I-2』のコピーだった『リターナー』(2002年)しか観てないし、前記の『三丁目の夕日』や『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』もチェックしていないので、取り敢えず気持ち半分で続報を待ちたいと思います。
(ワンチャン宮崎駿監督の新作が当たれば公開まで情報を出さない戦略で来る可能性もありそう?)