超天変地異みたいな狂騒に慣れ切った街で繰り広げられる(非)日常系バトルマンガ『血界戦線 B2B』その9。
蠱毒の人間版「カロプス人蠱」を巡るライブラvsブラッドブリードvsキュリアス一派の戦いはまだまだ続く。
どいつもこいつもボスキャラ級の変態的な能力を持っていてパワーバランスが謎だったけど、師匠やキュリアスすらも容易く退けるタイクーンブラザーズはやはり格が違う強さで、この世界では「血界の眷族」がやっぱし最強ポジションなんだなぁ…。
故にそんな連中を倒せずとも封印する術を持つ「ライブラ」の特異性が際立つ訳だけど、肝心のクラウスとドグ&デルドロは油を売ってレオたちと合流できないまま次巻に続く。
『血界戦線』ってサクッと必殺技を叫んで後腐れなく終わる短編集的なノリが魅力だと思っていたんだけど、今回のエピソードは流石に引き延ばし過ぎでちと辛い。
あっちこっちで展開するバトルをきっちり描いてる所為でページ数が膨れ上がっているだけで(アニメでやったら恐らく一瞬で終わる)、話としては全然進展が無くて流石にそろそろケリを付けて先に進んで欲しいのだけど…(;一_一)
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