いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

内藤泰弘「血界戦線 Back 2 Back ➆ -災蠱競売篇/壱-」(集英社)

f:id:otaku4160:20191206015503j:plain

通算巻数が『トライガン』と並んだ内藤泰弘さんの『血界戦線B2B』最新第7巻。
蠱毒の人間版にして世界崩壊幇助器具「カロプス人蠱」を巡り、米国の特殊超人部隊とキュリアス率いる怪人集団と血界の眷族が世界の命運を掛けた狂人たちのオークション会場で大激突。

f:id:otaku4160:20191206015507j:plain誰も彼も負ける気がせず、異能の力が炸裂しまくる、なんていうんですか『HUNTER×HUNTER』感。
ライブラの面々は終始空気で、最後は幸薄美少女剣士ヴェネランダが再登場するや否や神速の一閃で会場もろとも人蠱をぶった斬って「次巻につづく!!」。

人気が出そうなダニエル・ロウの弟マーカス・ロウが初?登場したりもしたけど、作劇上の見せ場はほぼ次回に持ち越しなのでこの作品にしては珍しくあっさりテイストな巻でした。