ロンドン五輪開会式で007にエリザベス女王をエスコートさせたダニー・ボイルが満を持して本編を監督するはずだった『ボンド25』改め『NO TIME TO DIE』の予告映像が公開されました。
登場人物や世界観はダニエル・クレイグが就任した『カジノロワイヤル』から繋がっているようで、ベン・ウィショーやナオミ・ハリス、レイフ・ファインズの他、前作『スペクター』からレア・セドゥやクリストフ・ヴァルツが続投。
話題になった女性初の007?としてラシャーナ・リンチ、『ブレードランナー2049』のアナ・デ・アルマスが新たに参戦し、『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが最後の敵として一線を退いたボンドの前に立ちはだかります。
ダニー・ボイルの後任としてこの規模の作品は初となるキャリー・フクナガが監督に抜擢され、どうなるか未知数でしたが公開された映像はアクションシーン満載で脅威の大ジャンプを筆頭にカーチェイスや銃撃戦、そしてボンドカーのガトリング掃射とアドレナリン出っぱなしで凄まじい。
ところどころ「能面」のようなマスクが印象的に使われていますが、これはやはり日本人の血を引く監督の采配だろうか?。
同じく畑違いだったマーク・フォースターがメガホンをとった『慰めの報酬』も同じようにアクションゴリゴリで、その分ドラマが弱く批判されましたが果たして今回はどうなるか?。
正直『スペクター』は期待外れだったので、その前の『スカイフォール』を越える傑作の誕生を期待したい。
日本での封切は本国イギリスと同じ2020年4月に予定されておりタイムラグなく配給されることを願っております。