いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

第13回 "私的" 勝手に声優アワード。

という訳で今週末に本家の発表があるので当て付けに「 "私的" 勝手に声優アワード」をやる。
チェックする作品数が減ったので更に偏ったものになると思いますが、利権でズブズブな本家よりは納得できるものでありたい。
(まぁ年によってはまともな時もあるんだけどね…)
 

■主演女優賞■

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主演女優賞を選ぶのは毎年悩むのですが、今年はバラエティに富んだ演技を披露した上田さんを推したいと思います。
『ハーモニー』のミァハからどこか壊れた役に定評があったけど、その進化系とも言える無邪気さと残忍さを兼ね備えた『SSSS.GRIDMAN』のアカネは滲み出るエロさを含め存在感が半端なかった。
作品としては微妙だった『イングレス』の外画吹き替えのような落ち着いた演技から、『こみっくがーるず』の主役を喰うぶっ飛んだ怪演まで、その振り幅の広さにただただ脱帽。
今期は『私に天使が舞い降りた!』で中身おっさんなJDを演じておりますが、変幻自在な憑依系声優として今後の活躍も大いに期待したい。

■主演男優賞■

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内田くんは何と言っても『BANANA FISH』で2クールメインを張ったのが大きく、共演者のベテラン率の高さを含め貴重な1年だったのではないかと思います。
女性向け作品は悉くスルーしてるので、他は『りゅうおうのおしごと!』の八一と『青ブタ』の国見しか印象にありませんが、後者は性格含めイケメンで脇役ながら凄く存在感があって好きなキャラでした。
私もあんな親友欲しいわ。
 
あと2018年はアーティストデビューも果たしており、無駄に高い歌唱力と芸人気質なトーク、そして独特な笑い方でポスト宮野真守(敬称略)を狙って頂きたいと思いますww。

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久野ちゃんは『ハッピーシュガーライフ』や『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』で安定のロリっ子を演じていましたが、久し振りの主演作である『ひそねとまそたん』で年相応な役を任されていたのが個人的にエポックメイキングでした。
KYだけど芯の強い性格とか好感が持てたし、何よりあのレロレロ芸は中毒性が半端なかった(笑)。
 
瀬戸ちゃんは実年齢より上の役柄を演じることが多く、2018年も『刀使ノ巫女
や『刻刻』で同様のポジションを務めていたのですが、久し振りの勝ち組正ヒロインとなった『青ブタ』の麻衣さんに私は見事にやられてしまいました。
これまで瀬戸ちゃんの名前を聞いてもキャラクターの顔がパッと出てこなかったのですが、そこに見事にフィットする文字通りの嵌り役。
ミーハーなもんで好みの役を演じた声優さんって、そこから一気に好きになるんですよね。

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村瀬歩さん
 
前野さんは声質から『封神演義』の聞仲や『転スラ』のヴェルドラなど強キャラを多く担当した他、『恋は雨上がりのように』のチャラい先輩、『博多豚骨ラーメンズ』では男色拷問師といったキワモノまで多岐に渡って作品を彩ってくれました。
何気に『はたらく細胞』や『バンドーラ』など主演作も多かったのですが、印象的なのは前記の役柄なので助演賞にて選出。
 
村瀬くんは男性とは思えないくらい高い声が特徴で名前も相まって未だに女性だと思っている人も多いのではないか?。
ガッチャマンクラウズ』の累がそうであったように、彼が『湯浅版デビルマン』で飛鳥了を演じたのは必然としか言いようがなく、帰国子女という経歴を生かした流暢な英語を含め嵌り役でした。
 ■新人女優賞■

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和氣さんは言わずもがな『ウマ娘』のスぺちゃんですね。
他にも『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』のケモミミロリっ子、『となりの吸血鬼さん』で合法ロリ吸血鬼と、何かとロリ人外に縁があるのですが、『刀使ノ巫女』ではちゃんと人間の幼馴染を演じているのでご安心ください。
ブレンドS』の苺香で認識した所為か年下キャラの印象が強く、未だにデビュー作が『デレステ』の早苗さんというのが信じられません。
 
花守さんは『ゆるキャン△』のなでしこみたいなアホの子のイメージが強いけど(たぶん『あんハピ』の所為)、『転スラ』でお姉さん、『ラディアン』『ハッピーシュガーライフ』で男の子、『メルクストーリア』でゆるキャラ、そして『七星のスバル』で闇落ち女子をこなし、何でもできる万能タイプだと認識を改めました。
今期だと『かぐや様は告らせたい』でクールなJKお手伝いさんとかもやってるし、主演女優賞を獲得する日もそう遠くないかも?。

 ■新人男優賞■ 

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美男子アニメが増えたといっても女性若手声優に比べ活躍の場が限られるので判断材料が少なく難しいのですが、今年は話題作で主演を務めたこの2人を選出。
2人とも規定のデビュー5年以内ではないのですが、上記の理由で男性声優は即ブレイクが難しいため気にしない。
(本家も「原則」という注釈付きだしね)
 
上村くんは声優転向者が多い劇団ひまわり所属で今期は持ち役の『文スト』の劇場版の他、『ダリフラ』『天狼』『ツルネ』と主演で声を聞く機会が多く、若手の中では時期主演男優賞最有力候補ではないだろうか?。
 
声優の安済知佳さんの従兄妹ということが一時期話題になった榎木くんは、やはり『ガンダムNT』の主演がデカい。
吹き替えでは引き続きトム・ホランド版『スパイダーマン』のピーター・パーカーを担当しており、一般人でも分かる代表作を2本持っているというのは今後の活躍に際しもの凄く強みになると思います。