という訳で今週末に本家の発表があるので当て付けに「 "私的" 勝手に声優アワード」をやる。
チェックする作品数が減ったので更に偏ったものになると思いますが、利権でズブズブな本家よりは納得できるものでありたい。
(まぁ年によってはまともな時もあるんだけどね…)
■主演女優賞■
上田麗奈さん主演女優賞を選ぶのは毎年悩むのですが、今年はバラエティに富んだ演技を披露した上田さんを推したいと思います。『ハーモニー』のミァハからどこか壊れた役に定評があったけど、その進化系とも言える無邪気さと残忍さを兼ね備えた『SSSS.GRIDMAN』のアカネは滲み出るエロさを含め存在感が半端なかった。作品としては微妙だった『イングレス』の外画吹き替えのような落ち着いた演技から、『こみっくがーるず』の主役を喰うぶっ飛んだ怪演まで、その振り幅の広さにただただ脱帽。今期は『私に天使が舞い降りた!』で中身おっさんなJDを演じておりますが、変幻自在な憑依系声優として今後の活躍も大いに期待したい。
■主演男優賞■
内田雄馬さん内田くんは何と言っても『BANANA FISH』で2クールメインを張ったのが大きく、共演者のベテラン率の高さを含め貴重な1年だったのではないかと思います。女性向け作品は悉くスルーしてるので、他は『りゅうおうのおしごと!』の八一と『青ブタ』の国見しか印象にありませんが、後者は性格含めイケメンで脇役ながら凄く存在感があって好きなキャラでした。私もあんな親友欲しいわ。
■助演女優賞■
久野美咲さん
瀬戸麻沙美さん久野ちゃんは『ハッピーシュガーライフ』や『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』で安定のロリっ子を演じていましたが、久し振りの主演作である『ひそねとまそたん』で年相応な役を任されていたのが個人的にエポックメイキングでした。KYだけど芯の強い性格とか好感が持てたし、何よりあのレロレロ芸は中毒性が半端なかった(笑)。瀬戸ちゃんは実年齢より上の役柄を演じることが多く、2018年も『刀使ノ巫女』や『刻刻』で同様のポジションを務めていたのですが、久し振りの勝ち組正ヒロインとなった『青ブタ』の麻衣さんに私は見事にやられてしまいました。これまで瀬戸ちゃんの名前を聞いてもキャラクターの顔がパッと出てこなかったのですが、そこに見事にフィットする文字通りの嵌り役。ミーハーなもんで好みの役を演じた声優さんって、そこから一気に好きになるんですよね。
■助演男優賞■
■新人女優賞■
和氣あず未さん
花守ゆみりさん和氣さんは言わずもがな『ウマ娘』のスぺちゃんですね。他にも『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』のケモミミロリっ子、『となりの吸血鬼さん』で合法ロリ吸血鬼と、何かとロリ人外に縁があるのですが、『刀使ノ巫女』ではちゃんと人間の幼馴染を演じているのでご安心ください。花守さんは『ゆるキャン△』のなでしこみたいなアホの子のイメージが強いけど(たぶん『あんハピ』の所為)、『転スラ』でお姉さん、『ラディアン』『ハッピーシュガーライフ』で男の子、『メルクストーリア』でゆるキャラ、そして『七星のスバル』で闇落ち女子をこなし、何でもできる万能タイプだと認識を改めました。今期だと『かぐや様は告らせたい』でクールなJKお手伝いさんとかもやってるし、主演女優賞を獲得する日もそう遠くないかも?。
■新人男優賞■
上村祐翔さん
榎木淳弥さん美男子アニメが増えたといっても女性若手声優に比べ活躍の場が限られるので判断材料が少なく難しいのですが、今年は話題作で主演を務めたこの2人を選出。2人とも規定のデビュー5年以内ではないのですが、上記の理由で男性声優は即ブレイクが難しいため気にしない。(本家も「原則」という注釈付きだしね)