いまここにあるもの

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『第十五回 声優アワード』の結果が意外過ぎて困惑している。

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■主演男優賞:津田健次郎
■主演女優賞:石川由依
助演男優賞島崎信長子安武人
助演女優賞鬼頭明里上田麗奈
■新人男優賞:伊藤昌弘、小林千晃、土屋神葉
■新人女優賞:逢来りん、市ノ瀬加那、杉山里穂、藤原夏海和氣あず未
■歌唱賞:ワルキューレ
■パーソナリティ賞:安元洋貴
■功労賞:津嘉山正種増山江威子
富山敬賞:関俊彦
高橋和枝賞:榊原良子
■外国映画・ドラマ賞:山路和弘小宮和枝
■MVS:下野紘
■特別栄誉賞:『鬼滅の刃

(敬称略)

何時ぞやメガヒットしたという理由だけで本職ではない人間を主演でダブル受賞させた、あの「声優アワード」が至ってまともな結果を出してきて困惑している私です。
今回は十中八九『鬼滅の刃』勢が主要賞を独占すると思っていたのですが、これは世間体を気にせずきちんと本質的な部分を評価していくという意思表示でしょうか?。

君の名は。』の時は特別賞を設けず非声優を主演賞に捻じ込んだ反省からか『鬼滅の刃』は「特別栄誉賞」で別枠にしたり、主演賞で『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』の津田健さんと、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の石川さんを選出するなど通好みなチョイスで正直見直しました。

去年の古賀葵ちゃんや、一昨年の三瓶由布子さんなど、女優賞の方は特に出演本数を評価対象としていないように感じるのですが、今後きちんと「演技」という部分にフォーカスして行くのであれば一般的な映画賞のように、きちんとどの作品のどの役が評価されたかといった受賞理由を明確にしていくべきだと思います。

声優さんも役者さんである事を考えれば、その技量が正当に評価され讃えられる場はあるべきですし、一般の方々が「声優アワードで選ばれた作品にハズレ無し」「演技が凄くて感動する」というところまで持っていければ成功ではないでしょうか?。

何はともあれ受賞された皆々様、本当にあめでとうございます。
大変な時世ですがお体ご自愛頂き、更なる飛躍とご活躍を楽しみにしております。