先頃本誌連載で完結した『よふかしのうた』最終巻が早くも単行本化。
夜に生きる人々との群像劇になったかと思えば、吸血鬼ハンターとの一悶着があったり、身体能力強化でバトルマンガ化したりもしたけど、最終的に「吸血鬼の少女」と「不登校の少年」のボーイミーツガールに回帰。
人間と吸血鬼という種族の違いがコウとナズナの関係に影を落とすが、マヒルとキクのような悲劇のバットエンドにも、奇跡が起きて全ての問題が解決する安直なハッピーエンドにもせず、出会い、恋をし、未来に歩んでいく、青春の1ページとして着地させたのは、良くも悪くも「らしい」幕引きで個人的には腑に落ちました。
さて、原作はこれにて完結と相成りましたが、なんとアニメ第2期の制作が決定。
某作品でバズリ散らかしている「Creepy Nuts」の続投も期待したいですが、このタイミングという事は何クールか使って原作ラストまでやるつもりだろうか?。
リンク
■既刊■