『シン・エヴァ』『シン・ウルトラマン』と来て『シン・仮面ライダー』もソフト化より先に独占配信という形でprimevideo入りしたので再見している私です。
字幕を出すと聞き取り難かったマスク着用時のセリフもハッキリ分かるし、暗くて見難かった相変異バッタオーグ戦も明るさを調整して視認性アップで「う～ん。いいね!」
マニア向けを含む濃過ぎる要素に初見は軽く引いてしまったが、繰り返し見て咀嚼すると普遍的なテーマとかが見えて来て印象が変わるスルメ作品。
いやしかしショッカーの「最大多数の幸福より、深い絶望を背負った個人の救済」という理念、公開時はピンと来なかったけど、社会を混乱させても少数派に配慮しろと強要してくる昨今のアレコレもあって、なんか真実味増してね?。
アクションシーンとかお気に入りシーンをヘビロテしてるが一文字隼人登場からの一連の流れホント好き。
というか一文字隼人全キャラの中で一番好き。
「謝罪じゃない。そこは感謝だ」とか謝り癖の有る日本人としては「はっ」とさせられるし、それをナチュラルに指摘しつつ「"君"じゃない、ここは呼び捨てだ」と一気に距離感詰めてくる一文字マジ陽キャ(笑)。
個人的に「心スッキリだ」はメフィラス星人の「私の好きな言葉です」より汎用性高いと思うんだけど、あんま流行らなくて「心ガッカリだ」。
観れば観るほど拘りの塊でメイキング映像を含む特典映像盛り盛りのソフト版の発売が俄然楽しみになって来たけど、『シン・エヴァ』みたく1年寝かさず、『シン・ウルトラマン』の半年以内パターンでよろしくお願いします。
