『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』で長年自身を縛っていた「エヴァの呪縛」にケリをつけ、晴れて自由の身になった庵野さんの次の監督作品が『シン・仮面ライダー』である事が、同シリーズの生誕50周年記念イベントで電撃発表されました。
企画始動から既に6年が経過しているとの事で『シン・ゴシラ』『シン・エヴァ』『シン・ウルトラマン』に『シン・仮面ライダー』が作業量の差はあれど同時並行で進んでいた事が判明した訳ですが、過去の名作をリメイクをするにあたり業界は「庵野秀明」という才能に聊か頼り過ぎではないだろうか?。
時系列からして『シン・ゴジラ』の成否が分かる前なので「二匹目のどじょう」を狙った訳ではないでしょうが、日本には他に有能なクリエイターは居ないのか?。
幼少期に触れ、血肉とした作品を自らの手で作り直していく庵野監督。
ファンとしては完全新作オリジナル作品を期待しているのですが、常々、特撮技術の保存や継承などに力を入れているので、今後はそういう方向で作品選びや活動をしていくことに決めたのかもしれませんね。
撮影はこれからで、COVID-19の影響を加味した上で公開は2023年3月を予定しているとの事。
新作映画への参加に関するお知らせhttps://t.co/RvnKJQybA7 pic.twitter.com/AlbiczKXWb
— 株式会社カラー (@khara_inc) 2021年4月3日
ちなみに原案・脚本として参加し、公開が延期された『シン・ウルトラマン』の撮影は既に完了しており、現在ポストプロダクション(VFXパートの作業)を行っているそうです。
それにしても『シン・仮面ライダー』の発表で記事やSNS上では『シン・ゴジラ』が引き合いに出されていますが、等身大ヒーロー+実写+特撮なら庵野さんが監督した2004年公開の『キューティーハニー』の方が参考になると思うのに触れている人が少なくてホント知名度低いんですね…。
尾頭さん(市川実日子さん)をはじめ『シン・ゴジラ』メンバーが結構出演しているし、今回の発表で再評価されると良いのだけれど…。