いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『シン・ウルトラマン』アマプラ独占配信開始。

『シン・エヴァ』に続いて「シン」作品のソフト化をすっ飛ばしたアマプラ独占配信ムーブ。
言うて円谷プロの作品だしそこは変えて来ると思ったんだけど、これは『シン・仮面ライダー』も同じ展開になるということか?。

作品自体は映画館に2度足を運んだが改めて観ても普通に面白い。
元はテレビシリーズなので家で観るというのは、ある意味オリジナルの体験により近いかもしれない。

サプライズだった「シン・ウルトラQ」な導入部から、遊び心と共に原作リスペクトの雨霰。
ゴジラの着ぐるみ流用をゴジラ第4形態のCG流用で再現したり、MOP2など兵器周りの転用も特撮あるある。
國本鍾建さんや竹野内豊さんが『シン・ゴジラ』と同じような役どころで再登板しているのも世界観が繋がっているというよりは昔ながらのファンサービスなのだろうなぁ~と感じる。

今回は敢えて字幕付きで観たけど聞き取れなかったセリフとかバッチリ分かって理解度が深まるし、特にメフィラス周りは日本人でも聞きなれない言葉を連発するのでそれが顕著。

いやしかしメフィラス。
例のCMが作られたり、流行語にノミネートするなど、やはり良いキャラをしていて登場パートのリピート必至。
ゼットン戦がああいう形なので、キレッキレのBGMをバックに巨人が取っ組み合ってバトルを繰り広げるという意味で、ここが一番の盛り上がりポイントかもしれない。

私はそこまで原作フリークではないが特に詰め込み過ぎたという感も無く楽しめたし、ぶつ切り過ぎると言われるラストもスッキリしていて良いと思うんですけどね。
その辺り米津玄師さんの「M八七」の歌詞が上手いこと補完しているのもあるし、個人的に不満はない。

唯一納得いかないというか不自然に感じたのは、逃げ遅れた子供をどうして神永が助けに行く必要があったのかという部分くらいだろうか?。
禍特対は頭脳担当で周りにプロの自衛隊員があれだけ居るのに彼らに任せず班長も「頼むぞ」と神永を送り出して初見時「え?」と思ったのは3回目でも変わらなかった(苦笑)。

ちなみに、アマプラは庵野さんが学生時代に監督した自主制作作品の『DAICONFILM版 帰ってきたウルトラマン』もサプライズ配信中。
昨夜日付が変わった段階では『シン・ウルトラマン』がトップページになく、こっちだけ表示されて爆笑しました。