この間までミラーレスに消極的だったのに、あっという間に先行するSONYの背後に付ける瞬発力。
あれだけ懐疑的だったボディ内手ぶれ補正を採用したと思ったら、一気に業界トップクラスの補正力を物にする開発力。
改めてキヤノンのしたたかさが恐ろしくなるし、このご時世にあってカメラ事業に一切の不安を感じさせないのが凄いし羨ましい私です。
んで本日開発発表された「EOS R3」。
カメラ情報サイトへのリークも無いまさにサプライズで、同じく開発中のニコンの「Z9」と同じ縦位置グリップ一体型のフォルム、新開発のフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサー、最高30コマ/秒のAF/AE追従電子シャッターなど目を引く点が多々あるのですが、一番気になるのは瞳の動きを読み取ってAFポイントを移動する「視線入力」。
かつて発売された同社の「EOS5 QD」搭載時は精度がイマイチだったようですが、今の技術力でもってどの程度実用的になっているのか大変興味があります。
私は実際に使った事が無いので『マクロス ゼロ』第1話でロイ・フォッカーが迫りくるミサイルを視線誘導でロックオンして撃墜するシーンを思い浮かべてるんだけど、アレくらいできたら感動するなぁ…。