一日の長で独走を続けるフルサイズミラーレスのパイオニアSONYの牙城を崩すどころかコロニー落としで街ごと吹き飛ばしそうなバケモノをCanonが発表しました。
噂通りのハイエンドとスタンダードのダブルボディで、特に上位機種の「EOS R5」は価格も50万と高額ですが、そのスペックを見ればさほど高くは感じないくらいキレッキレに仕上がっています。
一般用途で必要かはさて置き4Kを通り越した「8K動画」や、レンズ内手ぶれ補正と協調し「手ぶれ補正効果 最大8.0段分」と、カタログスペックの訴求力が半端ない。
無論カメラとして基本性能、AF速度やエリアの広さ、低輝度合焦限界EV-6。
AF被写体検出は人物はもとより、動物検出で「犬」「猫」「鳥」などで「瞳」「顔」「全身」に対応と、なんでもござれな感がひしひしと伝わってきます。
しかし、これまでボディ内手ぶれ補正には懐疑的な立場をとって来たのに、後発で行き成りこういう事をやられてしまうとトップを走って来たオリンパスのユーザーとしては本当に面白くありません(苦笑)。
資金力があれば、なんでも出来るというのか!!。
ただ、公式ページを読み込むとレンズと協調した上で特定の焦点距離で「8.0段分」となっているので実際のところどうなんでしょうね?。
ボディ内手ぶれ補正単体での数値も書いてないようですし、精度が高ければ多くのメーカーがやっているハイレゾショット的な事も出来るはずなのですが、案外限定的な性能だったりするのだろうか?。
悔しいので仕様表で微妙な部分を目ざとく探したらミラーレス機で問題になるバッテリーライフが「常温(+23℃)約220枚/低温(0℃)約200枚」となっていて流石にちょっと苦しくね?。
当然、USB充電に対応しているのですが各社大容量化してる中でこの数値はちょっと気になります。
あとレンズも数本発表されましたが600mmと800mmの超望遠レンズがF11に固定する事で前者が8万、後者が11万というプライスでリリースされるのが面白い。
沈胴式でコンパクトに仕上げ「暗さはフルサイズの高感度耐性で補え!」という潔さ!。
しかも2倍テレコン対応でF22になるけどボディ側の進化でAFが効くらしいのですが、一体どんな写りになるのだろうか?。
(そしてISOはどこまで上がるのだろうか?)
クロップすればそこから更に焦点距離も伸ばせるし、望遠に強いm4/3の強みまで殺しに来るなんて、鬼畜すぎるよキヤノンさん!!(涙)。
今回の発表を受けてSONYが噂の「α7SⅢ」で更に我々を驚かせるのか?。
そしてNikonは両社に見劣りしない「Z5」「Z6s」「Z7s」を発表できるのか?。
更に言えばOLYMPUSから切り離された新会社は負けじと「手ぶれ補正10段分」に挑んでくれるのか?(爆)。
各メーカーが切磋琢磨し再び業界が熱く盛り上がる事を1カメラファンとして期待しております!。