いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

2019年4月アニメ新番あれこれ。

初回放送をチェックした作品は『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 CLIMAX SEASON』『川柳少女』『みだらな青ちゃんは勉強ができない』『ひとりぼっちの○○生活』『鬼滅の刃』『ぼくたちは勉強ができない』『消滅都市』『フェアリーゴーン』『八月のシンデレラナイン』『異世界かるてっと』『ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!』『ワンパンマン(2期)』『世話やきキツネの仙狐さん』『キャロル&チューズデイ』『賢者の孫』『さらざんまい』の16本。
進撃の巨人』と『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』も春アニメだけど放送が月末なのでここでは割愛。

今期は煽りとか抜きにして「何が面白いのこれ?」って作品が多く本当にげんなりしております。
(ツボが全く掴めないのは年をとった所為だろうか?)
何とは言わないが1話目からクオリティが低く見るに堪えない作品がいつにも増して多く、それが作画に定評のある会社の新作や話題の原作や人気作の派生タイトルだったりするもんだから、この業界はいい加減誰かがなんとかしないといけない状態に来てるんだなぁ…とまざまざと感じました。

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どの作品も出来不出来は別にして印象が薄い中、幾原邦彦監督の『さらざんまい』だけが1話からアクセル全開どころかニトロ使ってコースアウト気味にスタートダッシュを決めていて凄まじいの一言。
これまでは『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』と上品だったり百合だったり耽美的な話をやってきたのに、今回はド直球な下ネタの連続でホントこの監督の頭はどうかしてますわ(誉め言葉)。
主人公が食われて肛門から排泄されるアニメを『フリクリ』以外で目にするとは思わなかったし、敵?を倒すシーンが完全にア〇ルビーズで放送コードに引っ掛からないのが不思議なレベル。
1話からナンセンスなのにスタイリッシュで謎のカタルシスがある幾原監督にしか作れない世界観が炸裂しており良くも悪くも頭にこびり付いて離れない好き嫌いがハッキリ分かれそうな怪作。
ラジオだと制作状況がヤバいとネタにしてますが、なんとか完走して頂きたいと思います。

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幾原監督と同じレジェンド渡辺信一郎監督(本作での肩書は総監督)の『キャロル&チューズデイ』は「ノイタミナ」枠の方がしっくり来そうだけど放送は「+ultra」枠で
ここってCGアニメ専用じゃなかったんですね。
例によって日本国内より海外でウケそうな画作りとなっており、音楽の使い方に定評のある監督がその部分に並々ならぬ拘りを持って作っていることが伝わってきました。
舞台設定が未来の火星という点を除けば2人の少女が出会い音楽を通じて意気投合する地味目なスタートで今後の伸びしろに期待したい。
取り敢えずBGMが秀逸なのでサントラは名盤になりそうです。

ところで舞台が火星のアルバシティーとなってますが、ここって『カウボーイビバップ 天国の扉』にも出て来たけど監督的に意識してたりするんですかね?。