本編の後日談であるコミック版の新刊が待ち遠しい『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』のBD-BOX下巻が届きました。
私の中でアニメのソフトって2話収録の毎月リリースで1クール物でも揃うのは1年後とかいうイメージなので、やはりBOX売りはスピーディーでいいね!。
ソフマップorアニメガ購入特典の「収納スリーブケース」&「B3布ポスター」。
本堂町ちゃんのギアスポーズ!(違)。
ジャケットは上巻の鳴瓢に対し下巻は本堂町ちゃん。
上巻はジャケットがイドの世界の姿で、中が現実世界だったんだけど、今回は逆になっていて何か意味があるのだろうか?。
読み物は「設定資料集(解説・インタビューを含む)」「最終話の絵コンテ」「書き下ろし小説」。
ブックレットの中で監督が今後の展開を匂わせていて期待が高まる。
ディスクトレーのデザインはこんな感じ。
ディスクは左から「本編BD」「特典BD」「サントラ」「オーディオドラマ」。
「特典BD」には「WEB PV」の名称で「Web予告」が入っていて嬉しかった反面、「サントラ」には各話で使われた挿入歌が未収録でガッカリ。
別で出す気があるのか、はたまた後々サントラをパッケージ化する時に入れるつもりなのか分からんが、ここで出さんでどうする!!。
オーディオドラマは鳴瓢の過去の回想(具体的に言うと第10話で鳴瓢が現実を認識する際に流れたカットの補完)なんだけど、まさかの本渡楓ちゃんが義妹役でゲスト出演していてビビる。
なるほどあの家族写真の数々は彼女に撮ってもらったものだったのね。
ちなみに内容は「書き下ろし小説」と同じなんだけど、w-inds.の「Forever Memories」とか固有名詞が出て来て舞城さん的に何か思い入れがあるのかね?。
今回の本編オーディオコメンタリーはあおきえい監督、キャラクターデザイン・作画監督の碇谷敦さんに加え、鳴瓢(酒井戸)役の津田健次郎さんが参加。
ソフト版と言えば作画修正されたり、謎の白い光が取れたり嬉しい事が多いのですが、作品が作品なので第9話のシルエット処理されていた飛鳥井木記ちゃんが「顔削ぎ」「舌抜き」「股裂き」「腕捥ぎ」されているカットが無修正になっていて全く嬉しくないww。
コメンタリーによると最初に描いた顔を削がれる画がリアルじゃないと舞城王太郎さんからダメ出しが入り、参考資料として人の顔が削がれる動画がスタッフに送られてきたとかサイコ過ぎるわww。
他にもいろいろ修正箇所とか拘りのポイント、製作上の苦労話などが語られていて、特典BDのメイキング映像と共に作品の理解がより深まりました。
話の整合性をとる為に全ての出来事を年表に起こし脚本を修正したり、雷のイドの石板の数字の位置関係を検証したり、作り込みが半端なくて『ヱヴァ新劇場版』の「全記録全集」みたいな分厚い資料集を出して欲しいと強く思う。
そこでキャスト座談会とか、キーパーソンなのに作品を語る機会のない富久田保津(穴井戸)役の竹内良太さんへのインタビューとかガッツリやってくれないかなぁ…。