いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』FILE : 13「CHANNELEDⅡ」

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久し振りにドハマりして、それ故に着地が心配だった『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』が最終回を迎えました。
ドラマとしての盛り上がりは10話が最高潮だったし、ジョン・ウォーカーの正体はともかく、倒し方が「花火師」や「対マン」の衝撃に比べ呆気なさすぎて拍子抜けだったけど(要するに早瀬浦は現実で死んでイドの世界で全能になったはずが、イドの中のイドの疑似現実で逮捕され普通に裁かれて死を迎えるって解釈でOK?)、続編も作れそうな綺麗な幕引きで安心しました。

というかマンガ版の「BRAKE-BROKEN」に出て来る本堂町ちゃんの後輩がエピローグに登場した事でアニメに続く話である事が確定し私はテレビの前で1人ガッツポーズ。
ぶっちゃけ国府くんの職位を含め、そんな気はしていたので現状維持な落とし所も半分予想していたのだけれど、好きになった物語が続くというのは単純に嬉しいですね。


スーツの脇がエロ過ぎる木記ちゃんの終盤の扱いは完全にマイノリティ・リポート「プリコグ」でしたが、百貴さんが現れた時の年相応の女の子な反応にキュンキュンしたり、その直後の説得シーンがモロ美少女ゲームの告白シーンで笑ってしまった。
一応、希望のある終わり方で何れX-MENマグニートーが被ってる精神攻撃を防ぐ「例のヘルメット」みたいなのが開発されれば彼女も外に出れるようになるのかな?。

残念だったのは後半でキャラが立ちまくった富久田保津が帰還できなかった事で、並の作品ならあそこから生還してスピンオフ(「名探偵 穴井戸シリーズ」)とか作るくらい魅力的な存在だったんだけど、彼自身解放を望んでいたし最期は満足していたから延命させる方が野暮ってもんか?。

富久田同様帰還できない職員の安否や、早瀬浦の罪が世間に知られることなく「お[蔵]入り」にされる言葉遊びにもニヤリとさせられたけど、そんなヤバい職場いくら給料良くても私は働きたくないですわ(苦笑)。

割とハードな物語だったけど毎エピソード必ず1ヵ所は視聴者を萌えさせたり、笑わせるシーンをぶっこむなど(12話の聖井戸ちゃんのヘソとか、13話の若鹿へのご褒美とか)、最後までエンタメに徹していて鬱屈せず楽しむ事が出来ました。

鳴瓢が失った家族との過去に区切りを付け名探偵業に励んでいたり、本堂町ちゃんが新たなイドにウッキウキだったりと、普通にこの後の彼らの活躍を見てみたいので2期への希望も込めてBD-BOX買わせて頂きます!!。