実はコミケ前に入手していたのですが、いろいろあって記事にするのが遅れた『るろうに剣心 北海道編』第3巻。
帯に掛かれた実写版「人誅編」の撮影は既に完了しているそうです雪代縁役などが未だに発表されていないのが気になるところ。
個人的には『ミュージアム』で大友作品に参加済みの小栗旬くん辺りになるのではないかと予想しております。
さて本編ですが今巻は本格的な戦闘は無く、いわば同窓会的なエピソードがメイン。
『るろ剣』的には十本刀の宗次郎と安慈だけでなくオマケで張と鎌足と蝙也までくっ付いてきたのが意外。
蒼紫と比古清十郎の合流も匂わせていますが、一線を退いたとはいえ実質的には剣心より強い師匠が出張ると1人で全員倒してしまうので参加してもまた限定的になりそうな予感。
新キャラクターとしては史実から永倉新八が加わり、土地柄「碧血碑」なども交え新選組のエピソードもふんだんに語られていました。
しかし愛刀を折られた斎藤が文字通り牙を抜かれた狼状態で珍しく凹んでるんだけど、これどう考えても「新しい刀を手に入れて完全復活!!」という王道展開に向けた伏線だよね?。
最後は志々雄一派に家族と故郷を無茶苦茶にされた三島栄次の地雷を笑顔で踏み抜く宗次郎のデリカシーの無さにドン引きしたけど、この一件は尾を引きそうで怖いなぁ…。