いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

2019年夏アニメあれこれ。

たぶん一通り出揃ったと思う夏のアニメ新番。
視聴継続・打ち切りを問わず初回放送をチェックしたタイトルは『かつて神だった獣たちへ』『手品先輩』『ソウナンですか』『ダンベル何キロ持てる?』『魔王様、リトライ!』『彼方のアストラ』『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』『女子高生の無駄づかい』『炎炎ノ消防隊』『グランベルム』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』『からかい上手の高木さん②』『ヴィンランド・サガ』『COP CRAFT』『ありふれた職業で世界最強』『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』『異世界チート魔術師』『ギヴン』『まちカドまぞく』『とある科学の一方通行』『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』『BEM』で書き漏らしは無いと思うけど数が多過ぎて苦痛でしかなかった(汗)。
これでアニメの本数が減少に転じたとか嘘でしょ?。

取り敢えず今期思ったことは、津田健次郎さんが出まくってて担当キャラが示し合わせたようにタバコを吸ってるなぁ~と(苦笑)。
これは次の声優アワード主演男優賞は津田さんで決まりだな!。

f:id:otaku4160:20190714035108j:plain

チェックしていた中で、物語の幕開けを飾る上がるオープニング→個性豊かな登場人物の紹介→主人公の秘められた過去と目的→ド派手なアクションとほろ苦い余韻→沁みるエンディング、と掴みが完璧だったのは『炎炎ノ消防隊』。
ソウルイーター』の大久保篤さんが原作とあってデザインの一部やワードが共通しており、中の人が繋がりでキャスティングされるなど、そちらのアニメを観ていた者としてはニヤリとさせられる。

続発する人体発火事件に挑む消防隊員の活躍を魔法を織り交ぜた現実のif的な世界観で描く作品の構成はかなり好みで、1話単体の完成度はここ数年でも上位に入る出来だと思う。

不安要素があるとすれば原作が未完状態でのアニメ化という部分で、オリジナル展開で終わらせるにしても、To Be Continuedするにしても、この勢いを最後まで持続させられるのか気掛かりです。

f:id:otaku4160:20190714035111j:plain

年末特番でゼロ話が先行放送された『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』も絶好調なFate関連タイトルという事もありクオリティが高かった。

ウェイバーくんの三段変化と幼ライネスの破壊力とFate/Zeroとのつなぎ方が秀逸だった第一話、梶浦節が炸裂する久し振りのインストOPとFateの世界で『SHERLOCK』的な探偵物をやってのけた第二話と、メリハリも効いていて作品全体から漂う雰囲気も素晴らしい。

予備知識としては切嗣の所為で酷い風評被害を受けたセイバーの名誉の為にも最低限『Fate/Zero』はチェックして欲しいところだけど、そこを除けば一見さんでも楽しめる作りになっているんじゃないでしょうか?。

こちらは原作が完結済みかつ『Fate/Zero』を監督したあおきえいさんも参加しているので最後まで安心して観れそうです。

f:id:otaku4160:20190716153503j:plain

前記の津田健次郎さんが主人公で一昔前の海外ドラマばりに煙を吹かせて反喫煙団体から抗議されそうな『コップクラフト』は村田蓮爾ファンとしては外せません。
同じく『BEM』でもキャラクター原案でクレジットされていますが氏の絵柄が残っていない向こうさんと違い「ほっぺがプニプニした女の子」と「ハードボイルドな渋いオッサン」という村田蓮爾さんの画風が完全再現されていて嬉しい限り。

話としては異界が混ざったアメリカっぽい街で繰り広げられる人間の刑事と人外娘のバディ物で、煙草もそうだけど人が呆気なく殺される描写など自主規制でクソつまらなくなった昨今の業界に一石を投じるような攻めた描写が一周回って新鮮に映る。
その辺りアニメの脚本も兼任する原作者である賀東招二さんの好みがモロに出ており、個人的にかなりツボなので期待しています。