いまここにあるもの

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岩崎琢 「シン・仮面ライダー 音楽集」 (キングレコード)

初日に見た時はその濃さに戸惑い「サントラやBDは買わなくていいかなぁ…」と思ったのに、2回目観たら「これは買わねば!!」と自分の中での評価がガラッと変わった『シン・仮面ライダー』の音楽集を入手した私です。

発売数日前には特典付きが無くなり諦めていたら前日に復活したので急いで予約をしたら無事、初回仕様+外付け特典ステッカー付きが到着。

最初にスタッフが発表された時に庵野秀明作品でありながら音楽が盟友・鷺巣詩郎さんではなく、これまで全く接点の無かった岩崎琢さんになっていて驚いたファンも多かったと思う。
(強いて言えば庵野さんの古巣GAINAXタイトルの『天元突破グレンラガン』を担当していたくらいか?)

岩崎さん自身戸惑ったそうだが、庵野さんが『ヨルムンガンド』のサントラを気に入っており、それを『シン・仮面ライダー』の映像に仮付けしていたのがオファーに至った理由なのだそうな。

ノーラン味を感じるアバンのチェイスシーンで流れる「3A-DB」やLotus Juiceさんの英語詞ボーカルが入った「metamorfose」など現代的な新規BGMの多さもさることながら、伊福部昭さんの原曲をそのまま使った『シン・ゴジラ』と違いガッツリアレンジされた「レッツゴー!!ライダーキック」など、キーコンセプトだったビジュアル面と違い音楽面では割と冒険している印象。
ボーナストラックにはスタッフロールで流れる庵野さん選曲メドレー「レッツゴー!!ライダーキック」「ロンリー仮面ライダー」「かえってくるライダー」も収録された充実の1枚となっております。