公開から丁度1年経った昨日からアマプラで配信開始された『劇場版 呪術廻戦 0』をクリスマス期間に鑑賞。
原作未読・テレビシリーズ履修程度で、原作にそこまで強い思い入れの無い人間の戯言なので軽く流して欲しいのですが、興行収入百数十億円のメガヒット作かつ評価がすこぶる高かったのでどんなもんかと思ったら、なんか普通だなぁ~と…。
いや別に貶すつもりは微塵も無くて普通に面白いんですよ。
前日譚なのでシリーズ予習してなくてもここから観れるし、孤独な少年が仲間と出会い力に目覚め彼等を守る為に敵と戦う王道展開も熱いし、多感な少年役に定評のある緒方恵美さんの演技も素晴らしいし、アクション満載で最初から最後まで飽きさせないんだけど、映像面や演出のクオリティを含めあくまでテレビシリーズの延長線って感じで「これが劇場アニメだ!!」という頭をぶん殴られるような衝撃や、一本の映画として見た時のカタルシスは無かったなというのが率直な感想。
ぶっちゃけ戦闘シーンの魅せ方なんかは五条パイセンが最初に「無量空処」を発動した回の方が惹かれたんだけど、思うに終盤はサービス精神で京都組を含む戦闘シーンをゴリゴリに盛り込み過ぎた結果、乙骨(純愛)vs夏油(大義)の戦いが霞んだような気がしてならなかった。
あと本作の真希さん、作画スタッフの拘りしかない生足の描写とか、生き方を肯定された時のリアクションとか可愛すぎじゃね?。
乙骨とよく絡むし完全に里香ちゃんとダブルヒロインでしたわ。