今週末で終了となる「特撮のDNA 平成ガメラ3部作展」を見に久し振りに都内まで行ってきた私です。
場所は東京タワー地下1Fのイベントスペース。
当日券一般1700円。
入場特典で「特製うちわ」を頂く。
入り口には今年旅だった特撮映画にゆかりのある方々のパネル…合掌。
概要説明。
記念すべきシリーズ1作目にして怪獣映画の新時代を作ったG1。
ガメラヘッド。
樋口真嗣さん当時28歳で、あの特撮シーンの数々を作り上げたとか凄すぎる。
あの当時『BLUE SEED』と共にキーアイテムとして登場し子供心に特別感のあった「勾玉」。
上層部の厳命で可愛げのあるデザインを余儀なくされたガメラに対し生物(兵器)感のエグイギャオス。
みんなのトラウマ中央線とギャオス。
オールタイム特撮映画ベストカットと言っても過言ではない夕景シーンのギャオス(遠景用)。
飛翔ガメラ&ギャオス。
ガメラの中の東京タワー。
短SAMのミサイルカメラ視点でギャオスを追従するカットは今観ても超絶カッコイイしリアル。
イメージスケッチがほぼ実現しているのが本当に凄い。
名シーンジオラマ。
クラファンで復活したG1ガメラ。
ガメラは甲羅が命!!。
つうかKADOKAWAは4K上映とかソフトで稼いでんだから新作作らないならそれくらい出してやれよと思わずにはいられない。
3部作では一番リアルで話に説得力のあるG2。
怪獣映画としてもそうだが地球外生物による侵略SF映画としてもこれ以上のものはないのではと思っている。
これが配収7億とかどう考えても可笑しいし、逆に今だったらSNSで話題になりもっとヒットしたと思わずにはいられない。
G2ガメラの顔立ちが一番好き。
後方に「火力をレギオンの頭部に集中し、ガメラを援護せよ!」で破壊された干渉波クロー。
あのセリフを言った辻萬長さんも、G1で「芝公園に墜とす」と言った渡辺裕之さんも故人になってしまった…。
我が名はレギオン。
巨大レギオンヘッド。
赤目なので怒っております。
ソルジャーレギオン。
みんなのトラウマパート2。
炭化ガメラ。
こんな小物も。
名シーンの樋口撃ち絵コンテ。
草体とソルジャーレギオン。
暑さでグッタリしてる感。
確かスーツは3体あってラン、ミキ、スー、と名付けられていたんだっけか?。
オカルト要素つよつよのG3。
陰鬱としたストーリーなど前2作から娯楽性はスポイルされてしまったが、特撮とCGによる怪獣バトルのクオリティは今でも見劣りしない。
トラウマガメラ。
監督的にもGMKゴジラの元ネタだったりして?。
幼体ギャオスの屍体の雛型。
わざわざフィリピンまで実物大を作り持っていって、ハエたからせる為に缶詰の汁塗りたくって臭くて廃棄したというが、低予算という割にこういうところは謎に金を掛けている平成ガメラシリーズ(汗)。
技術の進歩で墜落シーンなどを除いてCG表現になったギャオスハイパー。
ガメラの墓場ぁ…。
イケメン度が極まったG3ガメラ。
邪神。
このワード今だとネタ扱いだからその辺りも時代を感じる。
(大体モッコスの所為)
一緒に並べられた京都駅の自動改札機のシュールさよ。
怪獣という概念を覆したイリスのデザイン。
イリスの繭。
えっちです。
陰獣ポケモンです(違)。
スーツとかは経年劣化や保管場所の関係で廃棄されるそうだが、こういうものの方が意外と残っているということか?。
イリスの祠のやつ。
目玉のガメラVSイリスの巨大セット。
平成ガメラシリーズの撮り方に則れば、やはりあおり視点は外せない。
京都決戦時に両者が見合うカットで水を使うと水滴が大きくなりサイズ感がおかしくなるので、砂を使い滴る水を表現していたのには度肝を抜かれた。
どうせなら京都駅を作って入れて欲しかったという無茶振り。
こういう小ネタ好き。
最後は樋口真嗣さん描き下ろしのイラストで締め。
会期は今月28日までなので興味を持った方はお急ぎ下さい。
最後に物販で買ったおみやげ。
1会計3.500円以上購入でピンバッジが1つ貰えるので「パンフ」と「クリアファイル」と「フィルムセット」を買ってしまった。
フィルムセットは4K HDR上映時のグッズで『ガメラ2』を観に行った時に『G1』と『G2』は入手済みなのでこれで三部作コンプリート。
こちらが特典ピンバッジ。
絵柄は「ガメラ」「ギャオス」「イリス」から選べるんだけど「レギオン」はどこいった?。
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