いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

「ゴジラvsコング Blu-ray2枚組」(Amazon.co.jp限定:オリジナルA4クリアファイル+日本オリジナルスチールブック付)

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人気が落ち込み打ち切り目前だった「モンスターバース」を継続させる特大ヒットを記録した『ゴジラvsコング』のBDが届きました。

これまでのレジェンダリー版GODZILLAは「完全数量限定生産版」で揃えてきましたが、今回は専用の特典ディスクが無く、付属フィギュアも微妙だったので通常パッケージを選択。

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そのままだと流石に寂しいのでAmazon限定特典付きを発注し、

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「クリアファイル」と、

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Amazonの十八番「スチールブック」をGET。

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いよいよ通常版からも抱き合わせDVDが消え、素直に特典BDとの2枚組構成へ。
最近では珍しくメイキングやインタビューもたっぷり入ってるし、本編にも監督のコメンタリーが付くなど充実している。

問題は日本語吹き替えで、メインは津田健(次郎)さんと(坂本)真綾さんで素晴らしいのに、脇を固めるメンツが素人汚染されて全てが台無しにされる最悪のパターン。
レジェンダリーGODZILLAは1作目から同じ事を繰り返しているが、こういうのアメリカみたく集団訴訟すれば改善されるのだろうか?。

本編は公開時に観ましたが「怪獣プロレス」全振りで、細かいことを気にしたら負けな良い意味で知能指数の低い娯楽作。
リブート一発目から対戦相手としてムートーを用意するなど、やはり外国人はこの路線が好きなようで、将来的には「人間出さなくていいんじゃね?」なんて話まで飛び出しており、果たしてどうなる事やら…。

個人的に香港でのナイトバトル~vsメカゴジラ戦はハリウッドのCG映画特有のゴチャゴチャした画面構成とカメラワークで好きじゃないけど、「アスカ、来日」リスペクト感ありありな洋上での第1ラウンドは何度見ても素晴らしい。

護衛艦の錨がゴジラの尻尾に引っ掛かりコングの目前で一度海に沈む演出とか、F35のコックピット越しのカットとか、空母上でのどつき合いとか、こういう新しい事をもっとやって欲しかった。

ところで本作でハリウッドデビューを果たした小栗旬くんが公開時「英語の発音が酷い」だ「出演時間が短い」だと叩かれましたが、そもそも「セリフは日本語でいい」というオファーだったのに、途中で脚本が変わって英語を喋らされたという経緯があった事をきちんと理解しているのだろうか?。
(本人は最初「英語が出来ないので無理だ」と断っていた)

出演シーンの少なさに関してもランス・レディックがエキストラレベルまで削減、チャン・ツィーやジェシカ・ヘンウィックに至っては全カットと、より酷い扱いを受けているのですが、それでも「実力が無いから~」と笑えるんですか?って話。
(ちなみに『ギャレゴジ』では宝田明さんがカメオ出演したシーンも全カットされた)

私に言わせれば「芹沢博士の息子」という設定を後付けするくらい人間キャラをテキトーに描いている作品に、日本人として単身乗り込んで振り回された挙句「白目をむいて昇天」させられた彼の気持ちを少しは察してやれよと思います…(;一_一)