いまここにあるもの

OM-D遣いのBROMPTON乗り。そしてアニメや映画好きのオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

Amazon prime video オリジナル番組『庵野秀明+松本人志 対談』を観た。

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先週の『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』独占配信で同サービスの国内初日視聴数歴代記録を更新したアマプラが畳み掛けるようにオリジナル番組『庵野秀明松本人志 対談』を配信したのでチェックした私です。

最初は互いに探り探りで余所余所しかったのですが比較的年代が近く、幼少期に『仮面ライダー』や『ウルトラマン』など同じものに触れてきた事、実写の監督業を経験している事など共通の話題が多く、次第に踏み込んだ話になっていくのが面白い。

ヒーローが敗北する姿にエロスを感じるという松本さんのカミングアウトに同意したり、ウルトラマンはセブンの方が好き、ニセ仮面ライダーのアイデアが秀逸という事でシンパシーを感じたのか、マニアックなネタを嬉々として語り出す庵野さんのオタクモードがちょいちょい発動するのが微笑ましい。

松本さんに『シン・エヴァ』のテーマの1つは「調和」なのでは?と問われ、「監督」という仕事だけなら子供のままで居られるが、「プロデューサー」を兼任すると大人にならざるを得なくなり、自ずとそうなっていく。
宮崎駿さんみたく常に鈴木敏夫Pが相方として居てくれるのが理想なのだが自分の場合は1人でやるしかなかった。というのは自分もまた監督業に専念したいという庵野さんの本音なのかもしれません。

そして松本さんは『シン・エヴァ』の感想を「美術館のよう」「面白いが具体的にどこが良いかと言われると困る」と評したのには「はっ」とさせられましたし、世界で受ける作品を作るのに外国を意識するのは可笑しい、むしろその人が作ったものに世界が共感するか否かではないか?。というのは本当に真理だと思います。

もっと監督作が観たいという松本さんに、しばらくは実写なのでコンスタントに発表できるはずと答える庵野さん。
畑違いとは言え同じく第一線で活躍するエンターテイナーの対談は大変魅力的で個人的にNHKの『プロフェッショナル』みたくノーカット完全版の配信を希望したくなるくらい楽しめました。