いまここにあるもの

OM-D遣いのBROMPTON乗り。そしてアニメや映画好きのオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

「さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~」を観た。

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先頃行われた監督陣登壇による大ヒット御礼舞台挨拶でダメ出しを受けたNHKが、未使用素材を加えてリベンジした「さようなら全てのエヴァンゲリオン庵野秀明の1214日~」が今し方BSで放送されたので鑑賞。

単純に『プロフェッショナル仕事の流儀』のディレクターズカット的な補完版かと思いきや、素材は同じでも庵野秀明ドキュメンタリーとして構成など丸っと作り直されていて驚かされた。

冒頭から無電柱化に反対したり、噂の偏食家ぶりだったり、講師として招かれ学生たちと話したり、第3村のミニチュアを闊歩する姿などなど、蔵出し映像満載。

後半は幼少期の話から故郷の恩師や友人への取材、アニメ業界の師匠筋に当たる板野一郎さんや宮崎駿さん、盟友・樋口真嗣さんへのインタビューを織り交ぜながら、COVID-19による制作遅延で慌ただしい現場の様子(人手が足りず庵野さん自身が原画を描く姿も!)と共に『シン・エヴァ』完成に至るまでの日々が描かれていて大変興味深かったです。

その中で立木文彦さんと庵野さんがゲンドウについて話をしている場面があったのですが、監督自身の父親が世の中を恨んでいたとか、事故で片足が無かった=欠けていたという話を総合して考えると『シン・エヴァ』のゲンドウってやっぱりそこと重ねているのだろうか?。

ラストは『シン・エヴァ』で使われなかった「残酷な天使のテーゼ」を長し、ジブリの鈴木Pに「万年青年」と評された庵野さんが神話になって「終」。

『シン・エヴァ』は既にシリーズ最大かつ、庵野さん自身のレコードである『シン・ゴジラ』を越え、興行収入100億円も射程圏内となっていますが、私ももう1回くらいは劇場に観に行きたいと思っております。

それにしてもネットをざわつかせた件の「ロボットアニメ」発言。
「あんなのロボットじゃないだろww」という冷やかしではなく、エヴァのイメージの源流はむしろウルトラマンにあって、TVシリーズはともかく『シン・エヴァ』なんかはもう完全に別ジャンルにシフトした感があったので、言葉の綾という面もあったのでしょうが最初に聞いた時は私も「えっ?。ロボットアニメだったの?」と驚きました(苦笑)。