年末になるとガジェット系のサイトで「今年のベストバイ」と称した総括的な記事が上がるので、それに倣って考えてみた。
一応カメラを趣味にしているのですが、OLYMPUSが「E-M1 markⅢ」で微妙な更新しかしなかったのでボディの入れ替えが行えず4年選手の「E-M1 markⅡ」を主力としたまま今年を終える。
「E-M1X」が価格改定と鳥認識AF実装でポチる一歩手前まで行ったのですが、喉元過ぎれば何とやらで今は冷静になって次期モデルまで様子見するくらいには落ち着きました。
OLYMPUSの映像事業切り捨てが正式発表された直後は他社への移行を本気で考え、店頭で様々な機種をハンズオンして検討したものの、最終的に自分の運用ではm4/3が最適解である事を再認識する結果となり、一先ず「OMデジタルソリューションズ」のお手並みを拝見してから将来性を見極めようと思う。
ボディは更新しなかったけどレンズは上記の2本を購入。
「E-M1X」と時を同じくして行われた価格改定前に売り逃げ出来た「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」を「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」に入れ替えたのと、既に所有しているレンズで大概の被写体はカバーできてしまうので画作りに変化を持たせたくて「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」を追加。
特に後者はデフォルメされる画が面白く、「フィッシュアイ補正」を掛ければ換算11mm・14mm・18mmのF1.8超広角レンズとしても使えるので汎用性が高く、この分なら持て余している「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」は手放して良いかもしれない。
カメラ関連機材だと「TRAVEL TRIPOD」は去年入金して年内に届くはずだったんだけど結局年を跨いで2月まで待たされたので「今年」区分になる。
使い勝手含め不満も無いし今後の活躍を考慮すると「ベストバイ」は多分こいつだろうなぁ…。
レンズと同じく画作りに変化を持たせたくて導入したのがMARUMIのマグネット式角型フィルターなんだけど、各所の記事でMARUMI発案的に紹介されてるが「マグネットフレーム」自体は香港のメーカーである「H&Y」の特許物で、MARUMIはそれを供給してもらっているというのが正しかったりする。
フレームに堂々と「H&Y」のロゴが入ってるのに製品ページではその事に一切触れてないし、こういう売り方は聊か誠意に欠けるのではないだろうか?。
ちなみにH&Yの商品ページにはきちんと相互性などが明記され、何ならMARUMIのフィルターが使える事まで書いてあって、よっぽど良心的に感じます。
だいたいプロモーション映像からして使ってるカメラが「SAMSUNG」製だったり、日本展開を始めた本家が魚眼レンズ用のアダプターを広くラインナップする中、難ありな標準アダプターにすら改良を加えないMARUMIの姿勢には苛立ちを覚えるばかり。
個人的にアダプターは使い勝手込みで「H&Y」製品を買う事を強くオススメします。
最後は念願だった「赤道儀」。
まだまだ勉強中かつ、市街地にある自宅ベランダでしか使えておらず、宝の持ち腐れ感が半端ないけど、何時の日か空気の澄んだ高原まで天の川を撮りに行きたいと思っております。
アイキャッチ画像が無いのも味気ないのでオマケで本日の夕景を貼っておく。
「TRAVEL TRIPOD」に「E-M1 MarkⅡ」を据え「マグネットフィルター」を重ね掛けしてスローシャッター撮影し「Olympus Workspace」で調整。
今年も残すところ2日だ!。