前回の不穏な引きなど全く関係なかった第7話。
ケイも奥さんも戦闘力がジョン・ウィックで助けなんて必要なかったやん…(;一_一)
大して絶体絶命じゃなかったけどピンチに駆け付けてくれた宜野座さん(と須郷さん)はまるで実家のような安心感。
2人は一般の信者に変装して潜入捜査してた訳だけど、公安局もそうするべきでしたね。
狡嚙も出て来るかと期待したけど、どうやら別行動だったようで出番無し。
う~ん残念。
トーリ・S・アッシェンバッハに奥さんを人質にとられるシーンでは一期の槙島聖護・船原ゆき・常守朱の再現でしたが、奥さんが華麗に銃を奪って抜かりなく鉛玉を3発(動きがきちんと胴体に2発・頭部に1発)ぶち込んでこんなん笑わずにいられるか。
いやまぁ治安の悪い国から生きて戻った訳だから目が見えるようになれば平和ボケした日本のモヤシなんて雑魚以外の何ものでもないのだろうけど「心配して損したわ」と全視聴者が思ったに違いない。
一方、カリナを標的にした最後の自爆テロを阻止すべく奔走するアラタはすったもんだの末に久利須=矜治・オブライエンと対峙。
ここで彼の更なる特異性が露わになるのですが、あの身体能力や人心掌握術、メンタルトレースに加え免罪体質者と設定盛り盛りでラノベのチート主人公に見えて来たわ…(;一_一)
裁園寺莢子のルール破りが発覚し「おしおきだべぇ~」とビリビリでドクロになる『ヤッターマン』リスペクトも妙にシュールで、CV的に一番強そうなところが愚息に足を引っ張られて脱落してしまいました。
法斑静火が中の人的に「計画通り」と思ったかはさて置き、このキャラ、ポーカーフェイス過ぎて本当に何がしたいのか分からんのよなぁ…。
久し振りに局長が出て来てシビュラ側がようやくビフロストに対してアクションを起こしたけど、これで残り1話って無理矢理詰め込んでも嫌だから「第4期へ続く」…というか分割クールである事を発表して引っ張るというのが妥当かな?。
当初1時間枠×8話という変則放送で「打倒ネトフリ作品!」なクオリティを期待したのだけれど話が進むにつれ作画も脚本も質が落ちる一方で、ホントどうしてこうなった?。
他作品を引き合いに出すのは気が引けるけど正直『バビロン』の方がよっぽど『psycho-pass』っぽい事してるように感じるのは私だけだろうか?。
女性捜査官拉致して手足切断生LIVEとかマジであのエグさは一期のそれに近いし、「曲世愛」とかこの世界に居ても遜色なければ、悪い事をしていると自覚してても、そのことを屁とも思ってないから犯罪係数だってそこまで高くなさそうな気がする。
奇しくも中の人がケイと同じ中村悠一さんである正崎善の精神的な追い詰められ方を見ると今回の一件が本当に生温く思えてしまった。
話が逸れましたがCパートで如月のカミングアウトを匂わせ今回のエピソードは終了。
この一件で奥さんの色相も濁っちゃったし8話はそれをケイが赦すかどうかが焦点になるのかな?。
いやもう十中八九、過去の事件に決着がつくとは思っていませんよ(苦笑)。