いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『PSYCHO-PASS 3』Episode.4「コロッセオの政争」

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正直、作画的にも話の盛り上がり的にも失速した感が否めない第4話。
狡嚙や宜野座さんに続いて弥生さんがカムバックしましたが、執行官から社会復帰という道があるという情報以外、これといった見せ場が無かったような…(;一_一)

ここまで悪女フラグを立てまくっていた小宮カリナに関しても、裏に人心掌握術に長けたAIが居ますよってだけで拍子抜け。
本物のカリナは既に死んでいるとか、実はAIが本物を殺すよう仕組んだとか、移民の秘書の伏線とか、そういうの全部ブラフで見るからに怪しかった榎宮がやっぱり犯人でしたってそりゃないよ。

「水は低きに流れる 人の心もまた低きに流れる」と嘆いたクゼではないが、今回は自分で思考する事を放棄し安直な方向に誘導される愚鈍な大衆への皮肉が込められていた訳だけど、本体引き離されただけでバグってしまう最新鋭AIもなかなかどうして滑稽だと感じるのは私だけか?。

全編通してアクション多めでしたが前記の通り失速した作画クオリティで残念感が強く、カリナを投げてキャッチするアラタの動きも重力を無視し過ぎていて流石に興醒め。
前回の一件で距離が縮まったケイと天満のコンビネーションは良かったけど、人型のロボット相手ならドミネーターの「デコンポーザー」使えば一発で方が付いたんじゃないの?。

こういう社会だからマスゴミがのさばる余地は無いのかもしれないけど、現職都知事が当選直後に監視官と密会するとかスキャンダル待ったなしだし、堂々と観覧車乗ったりどこのギャルゲーのデートイベントだよ(笑)。

アラタに完全に舐められてる霜月も歓迎会に参加したそうに部屋の外をウロウロしたりして萌えキャラ化が止まらない。
いや本当ウザキャラからの脱却おめでとうございます。

全ての事件の裏で暗躍する梓澤は飄々とした掴みどころのない性格や堀内賢雄さんのセクシーボイスも相まって魅力的なんだけど、元プロを翻弄する格闘術や、常守を嵌めシビュラを出し抜く頭脳など強キャラ感が半端ないですね。
ぶっちゃけ、卓を囲んで毎回よく分からない会話をしている「ビフロスト」の御三方より、よっぽどヤバそうな気がしますわ。