クリスマスに届いたGods Gift。
covid-19によって延期を余儀なくされた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開まで遂に1ヵ月を切った本日、宇多田ヒカルさんが歌うテーマソング「One Last Kiss」と新規カットで彩られた本予告が公開されました!!。
空に浮かぶ巨大な手。美しく澄んだ水。
月と浮遊する鉄塔。雨に打たれるピアノ。
『旧世紀版(第壱話)』そして『新劇場版:序』にあった鉄塔から鳥が飛び立つカット再び。
制服のタイを結ぶ手。
女生徒は肌の色からしてレイっぽいが、結んでるのはシンジくんだろうか?。
保存カプセルのようなものが並ぶ部屋に居るミサトとリツコ。
無重力空間を新プラグスーツを着て移動するマリとアスカ。
力強い眼で見つめるシンジ。
左目に穴が開いた(銃撃された?)ように見えるゲンドウ。
瞳や髪の色からアスカと思しき少女。
少し幼く厚着をして息が白いのが気になるところで、冬という季節は『貞本エヴァ』のクライマックスにおける改変された世界を想起しますが果たして?。
相変わらず楽しそうなマリ。
目を見開くレイ。
心配そうに覗き込むサクラ。
負傷した腕を押さえるミサト。
必死の形相で何かを叫ぶ北上ミドリとリツコ。
ヴィレのトレードマークであるスカーフを巻き、拳を突き合わす青葉シゲルと日向マコト。
古参メンバーの友情シーンなのですが、┌(┌^o^)┐←こいつが頭を過ってしまい本当に申し訳ないと思っている。
「また逢えるよ」と言い残しDSSチョーカーで首から上を吹き飛ばされたカヲルくんとは言葉通り再会できるのだろうか?。
鋭い眼光の碇シンジ。
ヴンダーに迫る同型艦。
雨のように降り注ぐエヴァのような物体を薙ぎ払う2号機。
不敵な第13号機。
アダムスとして自立可動するのか、それとも誰かが搭乗しているのか…。
誰もが切望した初号機vs第13号機のバトル!!!!!!。
互いに「ロンギヌスの槍」と「カシウスの槍」を手に戦っていますが、『序』や『破』の頃は違和感の大きかったCGモデルによるアクションが、ここまで出来る様になった事実に技術の進歩を感じます。
それと同時に『破』のクライマックスで崩壊したはずの第3新東京市が復元されているのが気になるのですが、ヴンダーでガフの扉に突入し世界再構築→ラスボスとして第13号機が立ちはだかるという展開なら胸熱!!。
木で組まれた櫓の上で佇むアスカ。
攻撃されるヴンダー。
カシウスの槍を構えるエヴァ初号機。
テレビシリーズのOPアニメーションを彷彿とさせる顔を上げるシンジのカットと最後に紫に光る眼。
「綾波を返せ!!」の時は「赤」でしたが、この違いが何を意味するのか?。
そして最後に流れるキャッチコピーとは出だしが異なる「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」というセリフ。
【解禁】「#シン・エヴァンゲリオン劇場版」本予告映像!
— 緒方恵美@12/26LIVE「禊-疫病退散!-」開催! (@Megumi_Ogata) 2020年12月25日
最後に聞こえるシンジの声。
「すべての君自身の想いをこめて言ってほしい」
とディレクションされた言葉。
シンジとしてここまで来たすべてをこめました。
監督、皆様と走りきれたことに感謝です。
1/23。お楽しみに。#エヴァ #evangelion https://t.co/BC5HseQDb9
緒方恵美さんのtweetによれば万感の思いで吹き込まれた言葉との事で、碇シンジというキャラクターがエヴァという呪縛に終止符を打つ。ひいては四半世紀に渡って続いてきたこのシリーズに別れを告げるメッセージでのように感じられ、これだけで少し込み上げてくるものがあります。
恐らくこれが最後のキービジュアルになると思いますが、赤くない海辺に佇む5人のチルドレンたち。
昔の姿で皆一様に笑みを浮かべているのが象徴的で、立ち位置や間隔にも何かしらの意味を感じてしまいます。
個人的には余白が不自然なので公開と同時に全登場人物が加わったポスターに差し変わったら感動するんだけど、どうかな?。
それこそテレビシリーズ最終話の「おめでとう」のシーンを再現するような感じでね。
ところで、今回のポスターは貞本義行さんではなく『シン・エヴァ』で総作画監督を務めた錦織敦史さんが手掛けているのですが、何かあったのだろうか?。
#シン・エヴァンゲリオン劇場版
— 株式会社カラー (@khara_inc) 2020年12月21日
本日無事に初号を迎えました!!
胸を張って皆様にお届けできるフィルムに仕上がっていると自負しております。それも社内外問わず、全てのスタッフの皆様の素晴らしい仕事のお陰です。本当に感謝致します。
2021年1月23日をどうぞお楽しみに。
画:前田真宏 pic.twitter.com/JVjU3b31dV
スタッフ試写で掲げられた前田真宏さんのイラストといい、本当に完結しそうな『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。
これまでと違い緘口令を敷かず、試写を見たスタッフのメッセージなどもSNSでネタバレを含まない範囲で積極的に発信され、その多くが作品への感謝と惜別と絶賛の嵐なので期待して良さそうです。
状況が絶望的に悪くならなければ西暦2021年1月23日。
遂に物語は真の「終劇」へ辿り着きます!!。