いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

2019年秋終了アニメあれこれ。

ぶっちゃけあれこれというほどアニメを観なくなった私です。
今に始まった事じゃないし毎期触れてる気がするんだけど、PVからして惹かれない作品の多さと、期待してチェックしたら惨憺たる出来でガッカリさせられる虚しさに耐え切れなくなってきました。

f:id:otaku4160:20191003000733j:plain

取り敢えず一時代を築いた「とあるシリーズ」は幻想殺しのSEがF1になった第三期からこっち、クオリティが著しくダウンするデバフでも掛けられてるんですかね?。
今期スピンオフの『一方通行』も、あまりにもな出来で途中で視聴をする気が失せてしまいました。
業界がじり貧なのは理解してますが、派生作品とは言えそこそこ知名度のある原作を使ってこんな物しか作れないならドラマCDでもやってろよ、と思うのは私だけか?。
役者の熱演に1ミリも作画が応えられないアニメなんて価値ないですよ?。
そんな円盤誰が買うんですか?。

次は虎の子『超電磁砲』の新シリーズだけど、監督は『空の青さを知る人よ』を完成させた長井龍雪さんが続投するそうなので期待できるかな?。

f:id:otaku4160:20191003000443j:plain

同じような残念クオリティでも話の面白さで何とか持っていたのが『コップクラフト』。
開始から数話で止め画過多の紙芝居になったけど海外ドラマ然としたバディ物の面白さで最後まで観る事が出来ました。
それもこれも全て原作の力であり、その魅力をアニメーションでより高める事が出来なかったのは残念でなりません。
村田蓮爾キャラの再現度は高かったのですが、やはり実績のある制作会社でやって欲しかった…。

f:id:otaku4160:20191003001225j:plain

可愛い絵柄に反し下ネタ満載の1話目で「うわぁ…」となってしまった『荒ぶる季節の乙女どもよ。』ですが、監督以下スタッフが実力派揃いでなんやかんやクオリティは安定していて青春ドラマとして面白かったです。
アニメ的な表現もあるのですが精神面の描写なんかは生々しく、その辺りは流石の岡田麿里脚本って感じ。
シリアス展開もありつつ適度に配されたギャグ要素で重くなり過ぎず、後腐れなくスッキリ見ることができました。
アニメでやって間をおいて実写化が昨今のトレンドですが『約束のネバーランド』より、これを連ドラでやった方が勝算あるんじゃないですかね?。

f:id:otaku4160:20191003000450j:plain

最後の最後でライダーこと征服王さんが全部持って行ったドル箱Fateシリーズの派生作品『ロードエルメロイⅡ世の事件簿』。
魔術が普通に存在する世界の物語である以上、普通の推理物は期待出来ないと思っていましたが「事件簿」というワードから連想する要素がほぼゼロだったのはタイトル詐欺と言われても仕方ない。
本格的なものが無理でも『SHERLOCK(シャーロック)』くらいの蘊蓄は披露して欲しかったというのが原作未読者の率直な感想。

そんな訳でそっち方面の話は面白いと思わず中弛みもしていたのですが、時々漏れ出るウェイバーくん要素とグレイたんの可愛さは正義。

そして完全に『Fate/Zero』のエピローグと化した最終回の征服王との問答は本当に感動的で、これが観れただけで個人的に満足です。