なんとかバースと同じで新作が公開される度に興行収入も評価も落ち続けていた「プレデターシリーズ」で久しぶりに好評を博した配信映画『ザ・プレイ』を観る。
シュワちゃんが戦った一作目より過去の世界を舞台に、何百年も前から熱探知という弱点を放置していた舐めプ・レデターくんvs弓と槍と斧だけで戦うめちゃ強コマンチ族の狩猟民族プライドバトルが展開するこの作品。
落ち目のシリーズと見なされ予算が付かなかったのか舞台設定含め低予算感が強く、男社会な部族の中で「女だから~」と不当な評価を受けて来た女主人公が奮起したり、毛皮目的で動物を虐殺する白人をとことんゲスに描く辺り意識高い系に向けたポイント稼ぎ感が否めないものの、シンプルに狩るか狩られるかな展開に持ってったのは好印象。
マスケット銃より弓矢の方がダメージポイント高かったり、プレデターがチート武器を使う判断基準が謎だったり、極め付けが女性に素手でへし折られるアレだったり、割と「そうはならんやろ!」な事も多かったが99分という短めな時間できっちり起承転結楽しませてくれる良作でした。
例によって監督を続投させた新作を準備中らしいが、エンディングの「匂わせ」はスルーして別時間・別主人公になるそうな。