いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

「ゴジラの日」なので『ゴジラ-1.0』を観てきた話。

世間的には「文化の日」だけど初代ゴジラが封切られたという事で「ゴジラの日」でもある11月3日に和製ゴジラ最新作『ゴジラ-1.0』の初日に突撃してきた私です。

今作の略称は「山崎ゴジラ」「令ゴジ」「負ゴジ」「-ゴジ」「ゴジマイ」何が定着するだろうか?。

IMAX」などラージフォーマットの他「4DX」や「ScreenX」などもあって、どこの映画館も上映回数がえらい事になっていた。

庵野さんのクロストークで素材は2Kとの話だったけど、お布施の意味も込めて久し振りに「IMAXレーザー」で鑑賞。
上映前の会話から隣の席の『シン・ゴジラ』公開時は物心が付いていないくらいの男児が『ゴジラ・ザ・ライド』履修済みのつわもので、次世代ファンをしっかり獲得している事が知れて嬉しくなってしまったのは秘密。

話題作とあって座席はかなり埋まっていたし客層も老若男女幅広く、庵野さんの言うようにリクープは問題無さそう。
数字の上では『シン・ゴジラ』を超えるスタートダッシュらしいし、北米でも12月から1000館オーバーで封切と、ストの影響で話題作不在なので上手くいけばランキング上位に食い込みそうな予感。

本編は庵野さんが言うようにツッコミどころも多いのだが、ことVFXの出来に関しては世界で十分戦えるレベルだったと断言する。

取り分け海上シーンのリアリティが凄まじくIMAXで観ても粗を感じないし、何十倍もの予算を投じたハリウッド映画よりクレイジーなカット満載で、そこだけを観る為にもう一回劇場に足を運んでもいいと思えた。
(ただし人間ドラマは1度観れば十分かな?)

割と自由なゴジラシリーズの中では初代ゴジラの直系に当たり、そっからクールな『シン・ゴジラ』、ウェットな『ゴジラ-1.0』と分岐したイメージ。
次回作のハードルは今作で更に上がってしまったが、商業主義にまみれグダグダな『スター・ウォーズ』のように乱造せず相応しいプロットが生まれるまで寝かせて欲しいと強く思う。
(どうせその間、レジェンダリーのモンスターバースが怪獣プロレス続けるだろうし…)

物販でパンフだけ購入。
「シン・シリーズ」と違い封印措置は施されていないがガッツリネタバレが載っているので鑑賞前に読んではいけない。

パンフのキャスト・スタッフインタビューも充実しているが「シン・ゴジラ全記録全集」のような書籍が今後発売される模様。
価格は1万円オーバーの鈍器になりそうだけど注文しようかなぁ…。