いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

「ふじさわ江の島花火大会」が中止になったので替わりに『ザ・クリエイター』を観てきた話。

[RICOH GRⅢ:絞り優先オート]

本日は「ふじさわ江の島花火大会」があるのでOFFを取って、江の島周辺を散策したり、フリーパスで「新江ノ島水族館」を堪能しつつ夜まで撮影に興じようと思っていたのに、強風の所為で中止になって予定が崩れ去った私です。

台風やゲリラ豪雨ではなく、よもや強風で中止になるとは…。

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天気はアホみたいに良くて気温も上がったが確かに風が強くて自転車乗りには辛いので予定を変更して映画を観に行くことにした。

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イオンシネマ座間」なう。

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当初は本国と同時公開だったのに土壇場で日本だけ延期されたギャレス・エドワーズ監督の『ザ・クリエイター』の初日へ。
例によってラージフォーマットでの上映もあるが、この作品はネイティブIMAX撮影ではなくSONYの民生用シネマカメラ「FX3」を使用と宣伝されていたので、バカ高い追加料金を払う必要はないかなぁ~と通常上映をチョイス。

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それでも少しは質が良いスクリーンをと考え「イオンシネマ座間」まで足を延ばした訳だが平日とは言え観客が10人ほどしかいなくて(内3人は米軍基地関係者ぽかった)、監督が来日して日本愛を語ったりケン・ワタナベが出演しているだけでは一般層の興味は惹けんかったか…。

映画本編はインディーズのスタイルでブロックバスター風の仕上げをする野心的な作品で『ブレードランナー』な都市風景以上に、ベトナムの田園やヒマラヤの仏教寺院にSF要素が溶け込んだビジュアルが素晴らしいのだが、肝心の物語が在り来たりでAIというホットな要素を持ち込んだのに斬新な語り口が一切なかったのが惜しかった。

日本国内より海外の方が盛り上がってる『ゴジラ-1.0』。
新規に公開された映像のクオリティが凄いことになっているし私は初日に行く予定。

帰りに物販でパンフだけ購入。

本作のイメージソースが彼女とドライブ中に見掛けた日本企業の工場や『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督と一緒に行ったベトナム旅行だとか、脚本書くのが死ぬほど嫌だとか、儲け主義の映画会社の重役をどのようなプレゼンで説得したかなど、歯に衣着せぬ監督の手記が面白い。

曰く、インディーズ作品(『モンスターズ』)は撮影の自由度が高い反面VFXなどのポストプロダクションが少数作業故に大変で、メジャー作品(『GODZILLA』『ローグ・ワン』)は撮影が大掛かりで不自由だがVFX作業は一瞬で終わるという実体験は目から鱗でした。