鶯アンコが考えた「吸血鬼を殺す方法」。
それは自身が吸血鬼=ナズナに殺される映像を世間に公表しその存在を公にする事だった。
しかし、その目論見はコウの介入によって失敗に終わる。
復讐に生きる日々に終止符を打ち「静かな夜」を取り戻したかったと語るアンコ。
自らへ銃口を向け引き金を引こうとする彼女を止めようとしたコウは、弾みでその凶弾を受けてしまう…。
吸血鬼ハンター・アンコ決着編となった第10巻。
正直アニメ化もあるし、それに合わせて大団円に持っていくのかと思いきや、瞬間的に疑似吸血鬼化し傷を治癒したり、天然ジゴロトークで年上お姉さんを落しにいくザ・主人公なコウが、またしてもお人好しモードを発動しアンコの家族を破滅させた元凶の吸血鬼と対話を望むという展開になってきて、しかもそれが「星見キク」というまさかの伏線回収でこの物語まだまだ続きそうな予感。
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