ギレルモ・デル・トロやジョーダン・ヴォート=ロバーツといったハリウッドのオタク監督も反応した『シン・ウルトラマン』の特報が本日電撃解禁されました。
『シン・ゴジラ』の主要スタッフがほぼそのままスライドしてきているだけあってカメラワークなど随所に「同じ匂い」を感じる今回の映像。
自分は年齢的に初代『ウルトラマン』世代ではなく、ウルトラマンというシリーズの過去作として幼少期触れていた程度なので、そこまで思い入れは強くないのですが、チラっと映る「科学特捜隊っぽいバッジ」や「送電線越しに立ち上がるウルトラマンの姿」には胸躍ります。
登場する怪獣は電力を食する「ネロンガ」、そしてウランを好む「ガボラ」というチョイスが意味深で『シン・ゴジラ』同様、今の日本が抱える問題を怪獣たちを通して浮き彫りにするのかもしれません。
公開は当初の予定通り「2021年 初夏」との事でcovid-19の影響が広がる前に撮影は完了しポストプロダクションに以降していた可能性が高そうですが、同じく「シン」の名を冠する『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』が公開延期となってしまった今、もしかしたら『シン・ウルトラマン』の方が先に公開、もしくは2つの「シン」作が同時公開なんていうウルトラCが起こるかもしれません。
(何ならそこに『Godzilla Vs. Kong』が参戦する可能性も!?)


庵野さんは『シン・エヴァ』で多忙だった為、今回は「企画・脚本」という形での参加に止まり、監督はあくまで樋口真嗣さんが務めているので要注意。
ぶっちゃけ樋口さんは誰かの補佐や共作でこそ力を発揮する人なので、単独監督という部分に若干の不安があるのですが、半端な物を作ったら庵野さんに大目玉を食らうので、そこは安心していいかな(苦笑)。
ところで特報映像の人間パート。
樋口さんも制作に関わったドラマ『MM9』味を感じるのは私だけだろうか?。