いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『シン・ウルトラマン』を初日に観てきた話。パンフやデザインワークスの感想など。

雨の中『シン・ウルトラマン』の初回上映を観に行ってきた私です。

今回は『シン・エヴァ』以来、2度目の「イオンシネマ座間」を利用。

チケットを発券し、物販で先にパンフとデザインワークスとピンバッジを購入。

『シン・ウルトラマン』はIMAX上映なども行っているが正直専用カメラで撮影していないタイトルを追い金払ってまで高いスクリーンで観る意義を私は見い出せなくなってしまったのでスルー。

一般スクリーンでも少しでもグレードの高いところをと「イオンシネマ座間」を選んだのだけど、10時前の上映はモーニング料金で1300円だったり、感染症対策で両隣の座席を間引いて販売しているのでもの凄いお得感がありました。

映画本編は『シン・ゴジラ』比で対象年齢を下げてくると予想していたので、人類と宇宙人(劇中では外星人)のコンタクトなど硬派なSF要素が多く意外と大人向けな印象。
逆に戦闘シーンなどは限定的なので小さな子には退屈に映るかも?。

帰宅後に戦利品チェック。
普段映画グッズは買わないのだがピンバッジが普段使いできそうだったので購入。

パンフレットは『シン・ゴジラ』同様「ネタバレ注意」の帯による封印仕様。

観客の楽しみを奪わないよう最大限配慮する。
予告映像やSNSでネタバレするアホな映画会社も少しは見習って欲しいもんだ。

中身は劇中カットをふんだんに使用したストーリー、主要キャストやスタッフへのインタビュー、主題歌を担当した米津玄師さんのコメントなどが掲載。

個人的にジャニーズの起用は最初嫌悪感があったけど、滝明久役の有岡大貴くんは良い味を出していて挫折を経て再起するなど実は「禍特対」の中で一番美味しいキャラだったのではないだろうか?。

そしてこちらの「シン・ウルトラマン デザインワークス」はタイトル通りビジュアル面の設定集で、巻末に庵野さんの手記が掲載。
この手記が本当に面白くて、初手から近作に「シン・」と付ける意味に言及するのだけど、それがある種の願掛けみたいな「そんな理由なの?」って感じでまず肩透かしを食らい、その直後に『続シン・ゴジラ』(別題『シン・ゴジラの逆襲』)なる怪獣プロレスを好む層への対決企画を樋口監督にやってもらう案かあったという爆弾発言が飛び出して度肝を抜かれます。
諸般の事情で流れてしまったそうですが、間を開けず『シン・ウルトラマン』は「3部作構成」とか言い出すもんだから「えー!!!!!!」ってなる。

本当にやりたいのは2作目で自分で監督したいけど内容的に製作費がめちゃくちゃ掛かるし、『シン・エヴァ』でまた家族や仲間を誹謗中傷されてメンタルがブレイクしてしまったので、実現の為には『シン・ウルトラマン』のメガヒットと庵野さんのやる気回復が必須条件みたい。

『シン・ウルトラマン』への関りも当初「企画・脚本」だったのに最終的に「総監修」になってしまうくらい手伝ったとか、NHK番組の影響で「遅延は庵野の所為」という噂が出ている件を明確に否定したり、一部のシーンの出来は満足できていない(作り直したい)など、赤裸々に語っていて読み応え抜群でした。

これの完全版である「シン・ウルトラマン全記録全集」の発売、期待しております!!。

『シン・ウルトラマン』(2022年) ※ネタバレほぼ無し。

「シン・」を冠する庵野秀明プレゼンツ作品としては『シン・エヴァンゲリオン』(2021年)、名作特撮作品のリメイクとしては『シン・ゴジラ』(2016年)に続く『シン・ウルトラマン』。

『ヱヴァ新劇場版:破』(2009年)の時にスタジオカラーのロゴに変身SEを乗せたのはこの為の壮大な前振りだったのでないかと感慨深くなるオープニングから、某有名怪獣の着ぐるみを流用した円谷ネタを一瞬で消化し、銀色の巨人登場までビジュアル・SE・音楽・etc.とオマージュのつるべ打ちで一気に駆け抜ける!!。

全編に渡って1つの事象に対処する『シン・ゴジラ』と違い、複数の危機に挑むという点でやはり矢継ぎ早なのだが、情報量の多さや凝りっ凝りのカメラワークなど作品密度が高いのでダイジェスト感は一切なし。
そもそも映画だった『ゴシラ』とテレビシリーズの『ウルトラマン』ではフォーマットからして違う訳で、語るべき部分を抽出して再構築するだけでも至難の業なのに、そこに現代的なメッセージや社会風刺を盛り込みつつ2時間に纏め上げた庵野秀明さんの才能に改めて感服せざるを得ません。

原作ファンへの手厚いサービス、お馴染みのサプライズ演出、スターシステムよろしくな友情出演と、期待に確り応えてくれる反面、「来るぞ!、来るぞ!!」と思ったところで「EM20」が流れなかったのは本作で一番のガッカリポイントかも?。

バトルシーンが思ったより少なかったり、「禍特対」の面々が「巨災対」よりキャラが弱かったのがやや残念ではありますが、人間愛を高らかに謳い上げ対話や調和の大切さを解く普段なら青臭く感じるテーマや、フィクションと割り切った大胆な描写や設定を含め「空想と浪漫。そして、友情。」というキャッチコピーに偽りのない見事な娯楽作品でした。

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「ISUKA ウェザーテック ショートスパッツ」を購入した話。

愛用しているワークマンの「3レイヤーウェザーパンツ」はアウトドアメーカーのそれと違い一番大きいLLサイズでも丈が足らず、自転車でペダリングすると裾からガンガン浸水してくるのでそれを防ぐアイテムを入手した私です。

物は「ISUKA ウェザーテック ショートスパッツ」。
日本メーカーを応援したいので格安中華製品を蹴ってコチラをチョイスしたんだけど、収納ポーチにカタカナでドーンと製品名が入っていて草。

左右を間違えないよう本体にも漢字のタブが縫い付けてあるなど海外展開を考慮しないローカルな姿勢が逆に愛おしくなりました。

さっそく装着してみる。
こんな感じでズボンの裾と靴の隙見をカバーするだけのニッチな雨具なんだけど、まさにこういう製品が欲しかったのでドンピシャでした。

明日はガッツリ雨予報の中、よりにもよって駅から遠い映画館を押さえてしまった『シン・ウルトラマン』の初日に突撃してくるので、さっそく活躍してもらおうと思います。

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『シン・ウルトラマン』のチラシと座席を確保した話。

流行病による公開延期を経て今週末ようやく、その全貌が明らかとなる『シン・ウルトラマン』のチラシを滑り込みでGETしてきた私です。

何故か日本にだけ現れる巨大不明生物の総称が「禍威獣(カイジュウ)」という情報を聞いた時は「当て字やん!!」と思っが、政府公募で決めたとかいう裏設定が書いてあって笑う。

事態の収拾にあたる専従班「禍特対(カトクタイ)」も『シン・ゴジラ』の「巨災対(キョサイタイ)」のセルフパロディかと思いきや、よくよく考えると立ち位置や言葉の響きがオリジンの「科学特捜隊(カガクトクソウタイ)」に準じていてニヤリ。

国内外問わず予告などでネタバレをかます愚かなプロモーションが散見しますが、その点、庵野さんが関わるタイトルは徹底して情報を秘匿してくれる(劇場売りのパンフには封印まで施す)ので安心感があります。

公開初日の座席販売も始まったので、あとはSNSなどでネタバレを食らう前に観に行くべしですね。
私は当然、初回上映を確保済みです!。

川辺の鳥+α [カワセミ][クロアゲハ][ウグイス]

OFFだけど歯医者の予約があって遠方には行けなかったので、買い物の行き返りに川辺の鳥を撮ってきた私です。

[OM SYSTEM OM-1+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO+MC-20:マニュアル・プロキャプチャーモード]

カワセミ飛び込み。

[OM SYSTEM OM-1+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO+MC-20:マニュアル]

ドヤァ。

[OM SYSTEM OM-1+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO+MC-20:絞り優先オート]

クロアゲハ?。

[OM SYSTEM OM-1+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO:絞り優先オート]

鳴き声がする茂みを覗いたらウグイス。

[OM SYSTEM OM-1+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO:絞り優先オート]

穂。

[OM SYSTEM OM-1+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO:絞り優先オート]

鉄の鳥。

使用機材

「GARMIN Instinct 2 Dual Power (Graphite)」を購入した話。

という訳で前々からポタリング時のログを残したくて狙っていたガーミンの「Instinct 2 Dual Power」を購入した私です。
「スマートウォッチ」の区分で売られているけど、世間一般のイメージするそれとは少し毛色が違う製品だったりするのだが、詳しくは後程。

開封すると、いたって普通の腕時計って感じ。

付属品は充電ケーブル、クイックマニュアル、海外メーカーあるあるのステッカー。

個人的にスマートウォッチ導入の一番のネックはバッテリー持ちだったので、ソーラー内蔵で使い方によっては無限駆動する本製品の特異性に強く惹かれた次第であります。

ただ消費電力の問題で画面はモノクロと割り切っていたり機能も限られるので、アップルウォッチみたいな大きくて綺麗なディスプレイでスマートフォンの肩代わりをさせたいという人には絶対に向かない機種なので、その点は要注意。

早速、装着してみる。
タッチパネル非対応で操作は物理ボタンオンリーなのだが、水に濡れた状態などでも誤動作しないのでアウトドア用途であれば個人的にはコレが最適解だと思う。

取り敢えず充電とペアリング。
iPod touchだと制約があるのでは?と不安だったが問題無く接続できた。

モバイルSuicaも無事設定でき、晴れてiPod touchのケースに仕込んだPASMOから卒業できそう。
(スマホを導入できていればこんな苦労しなかったのにね!!)

堅牢性はお墨付きだけど念の為、液晶保護フィルムと充電端子カバーを追加装備。

本日はOFFだったので買い物ついでにちょろっと検証。
画像はショッピングモール内を徒歩で移動した時のデータなのだが、スマホと違い位置計測は衛星オンリーなので遮蔽物があると不安定になるのは仕方ない。

こちらは自転車でショッピングモールを後にした時のデータ。
開けた環境であれば文句なしの精度なので、ポタリングや撮り歩き時などの記録役として活躍してもらおうと思います。