いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『楽園追放-Expelled from Paradise-』(2014年)

f:id:otaku4160:20210909181050j:plain

観たいと思いつつ機会を逃し続けてきた『楽園追放-Expelled from Paradise-』がYouTubeで期間限定無料公開されているので今更ながら鑑賞。

監督:水島精二(『機動戦士ガンダム00』)×脚本:虚淵玄(『魔法少女まどかマギカ』『psycho-pass』)×キャラクターデザイン:齋藤将嗣(『ゼノブレイドⅡ』)×演出:京田知己(『交響詩篇エウレカセブン』)×制作:東映アニメーション(『ドラゴンボール』『プリキュア』『ワンピース』)による完全オリジナルSFアニメーション。

基本は肉体を捨て電脳世界で暮らす「新人類のエージェント」と、荒廃した地球で生きる「旧人類の協力者」がタッグを組むバディムービーであり、そこに自我に目覚めた人工知能だったり、ハイテク化の果てに問われる身体性だったり、ユートピアを装ったディストピア社会の風刺といった「ザ・SF」な要素が散りばめられている。

加えて日本アニメの18番である「ボディラインがやたらとエロい美少女」に「不真面目なようでやる時はやるオッサン」、そして宇宙空間から地上へと目まぐるしく展開する「ハイスピードロボットアクション」といった見せ場が盛り盛りに盛り込まれ、これで面白くならないはずがない!。

何気に、古谷徹さん、林原めぐみさん、高山みなみさん、三石琴乃さん、がモブ役で出演していたり、モーションアドバイザーとして板野一郎さんがクレジットされるなどメインメンバー以外も豪華すぎて、ちょっとした「日本アニメ史」みたいな作品になっておりました。

ちなみに現在同じメンバーによる新作が準備中らしいのだけど、結末に含みを持たせた本作の続きは制作されないのだろうか?。